ウエスティをもう1頭という選択はなかったのかと、よく聞かれるのですが、カイザー的性格のウエスティが2
頭だと、正直言って仲良くさせる自信もありませんでしたし、ウエスティはカイザーだけでいいと思いました。
そして、Netや雑誌で、関西方面のスコッティとケアンテリアのブリーダーさんを探したのですが、結局見つ
からず、今度は大きなショップに当たってみることにしたのですが、最初に、大阪の梅田にあるショップに
オスのケアンテリアがいることが分かり、早速見に行くことにしました。
事前に濃い毛色ではないと聞いていたのですが、実際にはほぼ真っ黒のブリンドルで、出来ればウイー
トンかレッドが希望だった私には予想外だったのですが、その子はもう4カ月近くになっていて、値段も可
哀想なぐらいに安くなっていて、もう私が買うしかないと思ってしまいました。これが私とピーターとの出会い
だったのですが、ケアンテリアということもあり、多少覚悟はしていたものの、可愛い性格の良い子でした。
カイザーの反応も心配していましたが、いとも簡単に新しい弟≠受け入れてしまって、それ以来、
時々ケンカしながらも、そこそこ仲良く同居しています。
そんなピーターを迎えて1年近くが過ぎた今年の5月、ピーターにはあまり手がかからないと確信した私は、
Netで見つけたあるオスのヨーキーを見に行きました。
体格差のあるカイザーやピーターのことを考えると、出来れば少し育った子が良かったのですが、その子は
生後5カ月になっていて、前の2匹のヨーキー同様、成犬時には2kg程度という小さな可愛い子でした。
ヨーキーは、1頭1頭かなり顔立ちが違うのですが、その子もシーザーやヨーマンには似ていません。
それまで、積極的にヨーキー探しをしていたわけではなく、いつかピンとくる子がみつかればと、そんな風に
考えていたのですが、これも縁≠セったのだと思います。
そして、その1週間後、3頭目となるヨーキーのヨーデル≠ェ仲間入りすることになったのです。
以来、ウエスティのカイザーを筆頭に、ケアンテリアのピーター、ヨーキーのヨーデルの3匹が同居することに
なりましたが、みんなテリア気質を持ちながら、またそれぞれに個性的で、毎日を自由気ままに暮らして
いるように見えます。
決しておとなしくて従順とは言えないけれど、そんな彼らに魅せられた私は、これからもずっとテリキチ
でいたいとつくづく思うのです。