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2007年2月25日
明日は、2月26日。

2月26日といえば、昭和11年2月26日に起きた“ 2.26事件 ”が思い出されます。
 
この2.26事件と昭和7年5月15日に起きた5.15事件には、多くの佐賀出身者が関わっています。

5.15事件の指導者である藤井斉をはじめ、指揮者の三上卓、さらには、黒岩勇、古賀清志などは皆、佐賀出身者です。

また、2.26事件では、黒幕と言われている真崎甚三郎陸軍大将も佐賀出身者です。

何故、佐賀出身者ばかりなのか不思議な感じがしますが、やはり、「 葉隠 」の影響が大きいのではないかと思われます。

「 葉隠 」といえば、『 武士道とは、死ぬことと見つけたり 』が有名ですが、これが軍人精神に結び付けられていったのではないでしょうか?

事件の良し悪しは別として、その後の日本の進路に与えた影響は多大なものがありました。

 

余談ですが、2.26事件の際、襲撃対象となった牧野伸顕は、大久保利通の倅です。

明治7年2月、大久保利通の謀略により起きたとされる佐賀士族による“佐賀の乱”、そして、佐賀出身者が中心となって起こした2.26事件で襲撃された大久保の倅、何か因縁めいたものを感じます。

 

 

 

Posted by takedomi at 21:11