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2007年2月11日
佐賀のがばいばあちゃん

島田洋七の少年期を描いた小説「佐賀のがばいばあちゃん」は、350万部を売り上げ、テレビだけでなく、映画も上映もされました。
 
この映画で、“がばいばあちゃん”を演じているのが、女優の吉行和子です。
 
吉行和子と言うと、

私が中学生の頃、武田鉄矢が主演したテレビドラマ「3年B組金八先生」で、池内先生を演じていたイメージが強く印象に残っています。

この吉行和子が、“がばいばあちゃん”を演じた苦労話をラジオで話されていましたが、

それは、言葉(佐賀弁)だったそうです。

私も、名字と血筋だけは佐賀ですが、さすがに言葉(佐賀弁)はわかりません。

以前、九州出身の方に、なぜ、九州弁を話さないんだと叱られたことがありますが、それは無理というもの。

確かに、祖父は佐賀の出身ですが、祖母はもともと横浜の人。父も母も横浜生まれの横浜育ち。当然、私も同じ。

吉行和子は、映画監督に演技でOKをもらうことより、佐賀弁の先生に言葉のOKをもらう事のほうが優先したと話されていました。

 

また、とても興味深いことを話されていました。

“がばいばあちゃん”は、明治時代の生まれで、生活はとても苦しかったが、プライドだけは持っていたとのことです。

つまり、代々、佐賀藩鍋島家に仕えてきたという誇りだけは失わず、生活苦などに負けず、頑張ってきたということでした。

さすが、明治人の気概を感じますね。

 

私もこの話を聞き、“がばいばあちゃん”に負けずに、頑張らねばと思った次第です。

 

 

Posted by takedomi at 14:58