25回 気象予報士試験 合格体験談

(掲載許可頂いた方のみ)

 

 

大塚 俊英 様  合格証明書番号 5676

 

 私は、46歳の事務職サラリーマンです。気象とは縁もゆかりもなく、物理も地学も忘却の彼方にあった私ですが、この度、第25回気象予報士試験に合格することができました。仕事や家庭、地域での活動の合間を縫って、自分自身でもよく勉強したと思いますが、貴会の存在が合格の決め手になり、大変感謝しております。

 

1       受験のきっかけ

子供の頃から天気予報は好きでテレビはよく見ていましたが、天気図を引いたりするわけでもなく、単に興味があるという程度でした。

 受験を決意したのは2年前、@当時遠距離通勤で(電車で1時間)、本を読む時間がたくさんあり、気象関係の本を読み始めて興味が深まったことA太陽発電の家を建てたため、毎日の天気(発電量)に注目するようになったことB妻が別の資格試験を受験し合格し触発されたこと、の3点が、大きなきっかけとなりました。

 

2       挑戦の経緯

            一般   専門  実技    通信教育

22回 (H16, 8月)  ×    ○    −    A社(大手)

23回  (H17, 1)   ○    免除   ×

24回  (H17, 8)  免除   免除   ×    B社(大手)

25回  (H18, 1)  免除    ○   ○    貴会

 

 第24回受験時は実技のみであり、試験の手ごたえもあり自己採点(H社に採点依頼もしました)の結果も良かったので受かると思っていました。ところが結果は×。気を取り直して、以前から気になっていた貴会の資料を取り寄せ、チャレンジさせていただきました。

 

 

3       勉強の仕方について

 

○一般知識・専門知識

 U社のテキストと「一般気象学」を座右に置き、過去問をコピーして、ルーズリーフ式のノートに貼り付け持ち歩いていました。この方法で「専門」は自信がありましたが、今でも「一般」はやや不安があります。(もし今回がダメなら「一般」は復活してしまうので、貴会の講座をお願いするつもりでした。)

 

 実技

 実技については、第24回の受験までに過去数年の過去問と添削問題を解いてみましたが、自分の答えがどの位正しいのか判然としないため、H社の添削をやりました。丁寧な指導を頂き実力もついたと思いましたが残念な結果となりました。

 しかし、貴会のテキスト、添削を受けて見て、今までは系統的に整理できていなかったことに気がつきました。特に対流不安定のしくみや、衛星画像による雲の判別とその記述の仕方などは、目からウロコでした。

 過去の体験談を拝見すると、模範解答を繰り返し書いて覚えたという方もいらっしゃいましたが、貴会の添削を順次提出し復習することで次第次第にキーワードの整理ができてきました。暗記すべき定義などは、その旨テキストで指示していただいており、大変役立ちました。

 

4 おわりに

貴会にお願いした採点では、「厳しく採点して133点、最高で141点」。合格発表の日、センターのHPで最初に合格基準を見て「72%」だったので、ダメか、と一瞬奈落の底に落ちました。数分後、それでも・・と思い合格番号の一覧を見るとそこには私の受験番号が!喜びもひとしおでした。

 気象については、今後とも勉強を続け、さらに理解を深めていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。

 本当にありがとうございました。

 

 

 

 Kimura.T. 様    合格証書番号 5625

 

 今回の第25回試験で合格することが出来ました。有難うございました。

これまで私も他の方と同様に学科は合格するものの実技の壁がどうしても越えられず悩んでいました。試験会場で受け取った貴会の案内に今考えてみれば藁をもすがる思いで入会したことをよく覚えています。これまで他社の通信添削を受けていましたが、理解は深まるものの、試験では理解したものを表現し切れていないと感じていました。

 実技試験は理解だけでは通じないのです。貴会のテキストと演習問題は本番の試験のレベルに沿ってポイントをしっかり押さえたものであり、添削、解説も私の理解度に合わせ、細かい記述表現に至るまで詳細にアドバイスがあり、私の数多くの質問・要望にも親身で丁寧な解答でした。まさに貴会の名前のとおりでした。

 

 又、添削や質問等の回答がとても早いのも私としては学習がはかどる理由であり、とても助かりました。ここまでして頂いたら早く合格報告したい気持ちになりますね。(前回は落ちてしまいましたが)。提出演習とサービス演習を含めてかなりのボリュームがあり、この内容でこの受講料はとても安いと思います。

 おすすめの学習方法は、これらの演習を最低三回は学習する事です。特に設問以外の部分にも重要な要素があり、理解の深まり方が違います!そこまで考えられている深い教材だと思います。私は一浪してしまいましたが(学科専門不合格)、貴会で学習した事を信じていましたし、実際にそれを証明出来て良かったと思います。心から本当に有難うございました。

 

 

 

 播摩 圭子 様    合格証書番号 5684

 

 私は、まず一般試験が合格し、次の試験では専門試験と実技試験の同時合格を目指していました。しかし実際には専門試験しか合格できず、実技の勉強が行き詰まりました。その様なときに貴会に出会いご指導いただきました。

 一番驚いたことは、実技試験の勉強量の多さです。学科試験が合格していたことで気象を理解していたと思っていましたが、実際には自分のものになっていなかったのです。その結果、提出課題はほとんどが平均点以下。そのたびに励ましのメッセージを添えての丁寧な添削指導は本当にありがたいものでした。また働いていたものですから時間を確保するのに苦労しました。それでも一日最低3時間。土日は8時間以上机に向かっていたと思います。教材の構成もすばらしく効率良く勉強できたことが合格の決め手でした。

 2年間で取ると決めた気象予報士試験でしたが当会の講座を受講していなければ達成できなかったと思います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 K.Yumiko. 様    合格証書番号 5799

 

 この度、第25回試験に合格しました。本職は気象とは縁のない仕事をしていますが、以前から興味のあった気象の勉強をきちんとしておきたいと思い、約1年前から勉強を始めました。理系出身でしたので学科はさほど苦ではありませんでしたが、実技は独学では難しいと感じておりました。

 第24回試験の時、会場出口で受け取った貴会のパンフに興味を引かれ、実技Aコースを申し込みました。課題はどれも手ごわかったのですが、解説は詳細で内容が深く目からウロコといった感じです。テキストも充実しており、さらに切手ミニ講座も全部集めれば立派な参考書です。Aコースを受ける前、過去問を解いても問題の意味すら理解できなかった自分が、試験直前には解答用紙を埋めつくしており、着実に力がついていることを実感することができました。短期間で実技を突破できたのは貴会のおかげです。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

  H.Takashi. 様   合格証書番号 5634

 

 やっと受かりました。貴会を開講開始から1年。学科を背負ってでしたので、一発合格とは相成りませんでしたが、初めて学科2科目合格の状態で受かったわけですから、貴会のご尽力足るや、です。添削の優れていることはHPをご覧の方なら承知の事実かと思いますので、違った視点で体験談を書きたいと思います。

 

「受講をご検討の方へ」

  私は、既にマスメディアの内部にいる人間ですので、わりあい資格を生かしやすい立場にあります。とはいえ、試験合格にあたっては充分な時間が取りづらく苦労もしました。

 

 今、手帳を見てみると週に4日ほど12時間の勉強でなんとかなりました。最初の1年(合格まで2年半のうち)は、他のスクールに通っており基礎はありましたが、なにぶんにも夜は飲み会や接待に時間を取られ、朝は絶対に起きられない…ジレンマでした。。Aコースを受けましたが、学科2科目レベルの理解は必要かと感じました。支援会の力不足とか内容不足ではなく、国家資格ゆえの難しさ、厳しさです。はっきり言って、学科合格済み合格者の輩出数では、支援会は圧倒的でしょう。しかし、そこに至るまでに学科があります。私の拙い文章を読んで頂いた方(合格を目指している方)のために申し上げますと、やはり学科レベルを受からないまでも理解していることは重要に感じました。支援会のカリキュラムが難解なのではなく(他講座より丁寧でわかりやすい解説です)やはり簡単には受からないのです。

 そこで登場したのが「気象予報士試験受験支援会」です。1題解くのに1時間あまり解説を読んでも+1時間。テキストは要点がきっちりで、読んで理解するのに時間を要しません。集中して3回、4回と繰り返していつも引っかかる弱点のみを徹底的に復習体得すれば、おそらく67割は得点できると思います。あと合格までのプラス10点は?これは学科2科目の習熟でカバーですることもなく、天気大好き人間というわけでもないので、それは痛切に感じます。生意気申し上げますが、是非ともそのへんを理解したうえで、「気象予報士試験受験支援会」を利用してみて下さい。明らかに最速で合格に導いてくれると思います。本当に秀逸な講座ですから。

 

 

 

 Hiroaki.N. 様    合格証書番号 5608

 

 受験勉強で一番困ったのは実技でした。過去問をやってもどのくらいできているのかわからないし、勉強の仕方が試験3ヶ月前になっても固まらない状態でした。そんな時、この通信教育のことを知りました。しかし、どんな教材なのか、わかりやすいのか、色々不安でした。そこで直前講座だけを受けてみることにしました。始めてみてビックリ!!明確にポイントを押さえた解説と、シンプルで的確な添削。実技の勉強がとても楽しいものとなりました。おかげ様で試験結果は専門に加えて実技まで合格。資格をとることができました。本当に思わぬ合格でした。専門だけと思っていたのですから。この講座と巡り合えてよかったと思います。これからもご指導をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 J.Kanda. 様     合格証書番号 5835

 

 第24回試験で学科2科目合格したものの、次回試験に向けてどう実技対策をしていけばよいのか悩んでいたところ、試験の解答速報をインターネットで検索していく過程で本講座の存在を知り、資料請求してみました。マイナーな通信講座ということで、多少の不安を抱きながら受講を申し込みましたが、実際に受講を始めて間もなくその不安感を払拭することができました。

 本講座の良さは、「かゆいところに手が届くスピーディーな対応」と「実技の解答力がつくように計算された演習問題」だと思います。

 

 私の場合、同じ福岡ということもあって、月曜日に課題を提出すれば金曜日には返却されてくるというスピーディーさでした。質問についてもメールによる質問が可能なだけでなく、回答内容も的確かつ手厚いため、ほとんどの場合同日中に疑問を解消することができました。疑問に思ったことが解決しないまま先に学習を進めるのは結構辛いものですが、本講座の場合はそういったストレスを全く感じることはありませんでした。

 また、ここ2回の本試験は穴埋めや簡潔な解答を求められる設問が多く、出題傾向が従来と多少異なってきていますが、本講座の「実技の解答力がつくように計算された演習問題」を繰り返し学習し、本物の実力がついていたからこそ、柔軟な対応により合格することができたものと実感しています。

 

 

 

 

  Ohki.R. 様      合格証書番号 5830

 

 私は気象予報士試験を毎回福岡で受けていたので、貴会は1回目の受験後に試験会場の出口で配られているパンフレットを通じて知ってはいました。が実際に受講したのは2回目の試験の後でした。

1回目の試験で学科を2つともパスしたものの、2回目も実技は不合格で独学では伸び悩みを感じていたので、パンフレットの合格率の高さに半信半疑ながらも惹かれて受講を申し込みました。教材、問題等で学習するうち気象に関する知識はある程度蓄えられていても、確実に得点する技術がなかったのだと感じるようになりました。

なので私は知識はあるのに実技が受からないという人には受講を強くおすすめします。頭で分かっているということと、それを解答に書けるということの間には大きな隔たりがあることに気付くでしょう。書き過ぎても書き足りなくてもダメで、書き方が適切でないと得点にはならないのです。

 

受講したことで多くの知識を得られましたが、それ以上に解答を書くテクニックを学んだように思います。雲画像解析は書き方が分かれば得点減になるし、作図はあまり神経質にならなくていいとわかりました。今回、3回目の試験で合格することができましたが、学科の免除のラストチャンスだったので本当に助かりました。パンフレットの合格率の高さは私の実感からして掛け値なしの事実だと思います。苦節何年でやっと合格したなどという他の人の話を聞くにつけ、約1年半、3回で受かることのできた我が身を幸運に思います。独学を続けていれば合格できたかもしれませんが、受講することで合格が何回か早まったのは間違いないところです。

 

 

 

 

勝瀬 啓司 様       合格証書番号 5620

 

私は、5回目の受験で、なんとか合格する事ができたのですが、2次の実技試験の苦労話を中心に話をしたいと思います。

1次試験においては、1回目の受験から合格する事は、できていました。2次試験の実技においても、2回目の受験あたりから「70%以上の得点はあるだろう」と自己採点ではありましたが、14回目全てに不合格。

自分は、北海道は北の端の名寄市に住んでいて、仕事の都合もあり、北海道は札幌でしか行われていない講習会に参加する事は、時間的に不可能で、通信教育に頼るしか道はありませんでした。

 

気象予報士試験の終った後の各玄関前では、講習会や通信教育のパンフレットを配布していて、その中で、実技専門の当通信教育の講座を見つけました。

勉強を進めていく中で、次の試験までの日程を考慮していただいたカリキュラムを考えていただき、わずか3ヶ月の勉強時間で合格に導いてもらいました。勉強内容は、とにかく必要のない記述をしない(減点される要素を無くす)文章問題が中心で、また、1次試験の復習項目も多く、さらに深い理解を得ることができ、その事が合格にとても大事な事だと知りました。(1次試験の復習は2次試験対策にも有効)

私のように、仕事や住所の関係で講習会に通う事の出来ない方も多いと思いますが、きっと自分に合った通信教育があれば、それを補う勉強はできると思います。とにかくあきらめる必要は無い試験です。努力は必ず報われる試験です。

最後に、私のくだらない質問に、何度も真剣に解答していただいた荒山様、またスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 

 

Ikuta.M. 様     合格証書番号 5791

 

他社の通信講座で学科と実技を勉強しましたが、第24回試験で学科のみ合格。実技も自己採点では合格基準を上回っていたので、論述形式の回答の仕方が出題者とマッチングしていないと感じ、実技の勉強法を模索していました。業務支援センターの集中講座(実技)に行きましたが、理論がメインなので、実技の基礎力養成にはいいと思います。

やはり、基本としては過去問(H10以降)と思います。コピーするのも面倒だったので、本体から切り離し実践形式で演習しました。

他の実技問題集もあわせると過去問23回やったと思います。

過去問には、ほとんどのパターンが出し尽くされています。最近の試験でも似たような問題が出題されていますので、点数稼ぎには手っ取り早いのですが、問題を覚えてしまうため、応用力養成の必要を感じ、何かいいものはないかと探していました。

ネットの「れいにいのはれくも」さんのHPで貴会(通信)←超オススメ。を発見し、1月の直前講座を受講しました。

問題は過去の実際あったシビアーウェザーからのもので新規性もあり、出題形式も試験に準じており、まさに予想問題。

ここに自分の求めていたものがあったという感じでした。

しかし、1回目の添削で51点(ほぼ最下位)レベルの高さに愕然としましたが、解説の徹底理解に努めました。その甲斐あって合格しました。

貴会を早く知っていれば、合格レベルに達するのも早くなったと思います。

短い期間でしたが、ご指導ありがとうございました。

 

 

 

 

Rika.A 様     合格証書番号   5728

 

 まだ信じられません。4回目で合格しました。本当にうれしいです!!

思い返せば、勉強は3年前から始まりました。もう社会人になっていたので、仕事をしながら勉強しました、

1回目は惨敗。その後、勉強から1年ほど離れていましたが、再度チャレンジ。一昨年の冬から1つずつ学科を合格して、4回目で実技に合格しました。

学科までは通信の勉強と独学でOKでしたが、実技の壁は高くて一人でどうにもならなかったので、貴会の講座に申し込みました。これが正解でした!

私が受講したのは、直前対策集でしたが目からウロコな部分が満載で、的確に問題は何を聞いているか、こういうときはこんな解答を求めているなど詳しく丁寧に書いてありました。

私はこれを何度も解き、過去問はほとんど全問解いて、不安なところは全て排除して試験に挑みました。

25回の実技試験は難しかったですが、満点は取らなくていいのです。全て完璧に解けなくて、知らない言葉が出てきて解けない所も少しあったので、私自身試験後、とても落ち込みました。そこしか頭に残らなくて、もう半年がんばるか〜!なんて思っていました。

でも、解けるところで確実に点を取る。そこが重要なことを知りました。

 

凡ミスはできるだけなくすためにも、日々自分の解答は他の人が呼んでも理解してくれるような文面か?問題集の解答とどこか違うのか?わからないところが出てきたら一般の学科に戻って調べる。これの繰り返しで合格するはずです。

実技に関して言えば、支援会の問題集で道が開けたと言っても過言ではありません。本当にありがとうございました!

 

今までたくさん悩んで、悔しい思いもしました。

私のように、働きながら勉強を続けている方も多いと思います。会社から帰ってきてから勉強って結構疲れるんですよね。でも、時間の長さより、集中力の方が大事です。一つ一つ自分の弱点を克服していって下さい。

 

継続は力なり。今まで諦めないでやってきたからこそ今合格の道があったんだと思います。

 

これから気象の世界に入れるように、毎日天気のことを考え、更に勉強に励みたいと思います。本当にありがとうございました!!

 

 

 

 

田部井 千圭広 様     合格証書番号 5721

 

私は、平成612月の第2回気象予報士試験が初受験で、その時は学科の一般、専門は合格しましたが、実技は当然ながら時間が足りない状況で、最後の問題まで解答できなかったことを思い出します。その後も受験するたびに新しい図やグラフが登場し、学科の免除も切れたりして、不覚にも学科一般で5連敗したこともありました。実際に24回の受験のうち実技採点までいたったのが

14回です。

 こんな状態が最初のうちは続きましたが、それでも10回目の頃には実技も時間内に解答できて一通り見直しまでできるようになりました。

 毎回、試験終了後に会場の出口でもらうパンフレットを帰りの電車の中で見比べていました。最初の頃は、聞いたことがなく、なんか怪しい名前のような気がしていましたが、インターネットで問い合わせてパンフレットを頂いた時に、すっかり誤解は解けていました。

 私の場合、国語力が無いので、漢字の誤り、表現の未熟等で解答例を見て、「同じ意味じゃないかぁ、何で?」。いつもお決まりの不合格通知が届くたびに、実際に自分が何点で落ちているのか、この解答で60点以下なら、これ以上続けても無駄、70点近くいっていれば続けようと思いました。しかし、一体自分がどの程度の実力なのか、採点基準がわからないので皆目見当がつきませんでした。以前気象業務センターの通信講座では6070点位の評価を得ていたので、思いきって「2003年夏試験対策集(5事例新規作成・Bコース指導付加コース)」を申し込み、添削指導を受けました。5事例のうち自分が得意としていた台風事例が52点、他は58点、62点、67点、72点という添削指導結果が届きました。この結果、得意と思っていた台風事例が弱点であることに気付きました。

 私の仕事は病院の事務なので、気象とはまったく関係がなかったため、どうしても「もう崖っぷち」という感じでなく、風景写真撮影のための気象現象予想といった趣味の延長でした。が、ここまで投資した以上元を取らなくては引けないといった状況にありました。

 添削は非常にわかりやすく書き込んであり、どこがどう悪いのか一目瞭然でした。残念ながら受講直後の試験には結果を出せずに申し訳ない気持ちで一杯でしたが、要点を理解できるようになったので後は表現次第で何とかなると思い、添削指導なしの「2004年冬対策」で解説書をじっくり読んで試験に挑みました。しかし、基本である学科一般に2連敗。結果をだせずにいましたが、23回で一般・専門が合格でき、24回はかなりよかったと思いましたが不合格。そして、今回の25回は学科免除が切れてしまうので、以前の添削資料が無駄にならないように何度もひたすら解答例の書き込みをいたしました。

 

 ある程度、要領がつかめれば手ごたえがあるようになります。

 添削指導にも書いてあったと思いましたが、まず、出題者がどのような回答を求めているか。これを添削問題や過去問題で出題に対する解答を対比させながら覚えました。

 上記のことを踏まえて、第25回気象予報士試験で心がけたことを箇条書きにします。これは@2003年夏試験対策(5 事例新規作成・Bコース指導付加コース)A2004年冬対策(独学)を学んで身に付いた事項です。

 

@   とにかく穴埋め問題は確実に解答する。(単位、記号の付け忘れ等の防止)

A   問題をよく読み、何を聞いているかを理解し、キーワードを簡潔に書き込む。字数が余っても、余分なことは書かない。(今までは升目一杯(オーバー)に書いていた。)

B   図等の説明は見たとおりに素直かつ具体的に書き込む。(ただ「上層で」はなく「700P付近より上層で」等具体的に記入。

実際にはマイナスを付け忘れたり「速い」を「早い」と書いたり細かいミスがありましたが、運良く?減点の少ない項目でしたので助かりました。

 

 たとえ合格率が5%でも自信を持って解答することです。学科免除の受験生の合格率は20%近くになっているのだから「5人に1人しか受からないんだ」といつも思いながら受験していましたが、最初はそう思うのが普通ですよね。しっかり勉強していれば必ず合格できると信じて落ち着いて受験してください。

 最後になりましたが、年収ダウンや増税で小遣いもカットされる中、趣味で資格を取るための投資額は限られてしまいます。当然、実技Aコースを受講できれば最高でしたが、私のように直前対策コースでも親切・丁寧にご指導くださいました貴会の講師の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 根本 由紀子 様   合格証書番号 5673

 

 私が、初めて気象予報士試験を受けたのは、第22回の2004829日だった。試験申し込みは最終日の79日(金)だった。試験受けようかなぁと思ったのが、7月8日(木)の午後で、軽い気持ちで、気象業務支援センター試験部に電話したら、〆切は、翌日というので、とりあえず申し込んだという感じだった。申し込んだ後、本を読むと学科試験と実技試験がある等の「決まり事」を知った。実技は全くわからなかったので、学科合格をと思い、7月9日(金)以降勉強を始めた。まぁ不合格でもともと、合格すればもうけものと思って勉強した。

 

 829日(日)試験日当日、帰路にてもらったパンフレットの中に、貴会のものがあり、良い機会だから勉強しようと思いまだ結果の出ない9月に申し込んだ。

 最初は、高層天気図の見方等わからなかったはじめの頃は、20点とか30点という点数もあった。まぁ勉強し始めだからと大してショックでもなかった。

 さて、22回目の合否はというと、もちろん、実技は多分2030点くらい。学科は?なんと専門合格だった!一般のほうは不合格だった。

 23回目の試験合格目指してAコースを一生懸命勉強した。が、まだ理解が足りなかったようだった。解説を読めばわかった気になるが、いざ新しい問題を解こうとすると、できないというかんじだった。23回目の学科一般の試験は、真っ青になる程難しかった。合格基準点が普通は11問以上だが、この時は、10問以上だった。2005130日に行われた23回目の結果は一般合格(10問正解)実技不合格だった。残念だったが、理解力不足だったから仕方ないと思った。学科一般の合格は嬉しかった。

 ここまでは、不合格通知をもらってもさほどのショックはなかった。勉強不足、理解不足だったから、より深く勉強し、正確に理解すれば良いと思ったから。さて、24回目は実技のみの試験、ここで合格を決めたくて、一生懸命取り組んだ。貴会のコースをほとんど勉強した。直前対策もやった。

 

 しかし、2005828日に行われた24回目の結果は、不合格だった。試験終了後に、大きく間違えたことに気付いた。かなりショックだった。なぜ不合格になったのか必死に考えた。実技2の、12月の発達する低気圧(あれは、2004124日〜5日に季節外れの暖気をもちこんだもの)に伴う、東北太平洋側の気象災害のところで、うかつにも「高潮」を「×」にしてしまった。

 2004年の124日〜5日、高潮害があったという話をきいてなかったから、簡単に「×」と記入してしまった。本当はどうだったのかと、仙台まで調べに行った。結果は、「高潮害」というのはなかったようだ。

 

 しかし、考えた。本当に、絶対に高潮害は考えられなかったのか??と。

たまたまその時はなかったけど、もし天文潮位と重なり、潮位が著しく上昇したらどうなっただろうかと考えた。そしてカトリーナのことや、伊勢湾台風のことを考えた。大量の死者が出るのは、高潮ではないか!その高潮を大して調べもせず、「ない」と判断を下すのは、危険ではないかと反省した。

 

 そういえば、24回目の試験までは、自分の楽しみの為だけを目的とした勉強だったが気象予報士という国家資格を得るのなら、他人を救うこと、社会全体の利益を考慮すべきではないかと考えるようになった。

 

 気象災害、その減災、特に人命を守る事を第一に考えて、勉強してゆくべきと考えるようになった。私は、温暖な気候(特に高相当温位)が大好きで、どんな場合も、気温上昇を嬉しく思う。だが、春一番、暖気をもたらす低気圧、私にとってはありがたいが、積雪地帯の全層雪崩や強風による海難事故のことを常に念頭におかねばならないと考えるようになった。もちろん、台風、私の大好きな高相当温位の赤道気団を運んでくれるありがたいものだが、大雨、暴風、高波、高潮等の気象災害を第一に考えて、解析予報をするべきと考えるようになった。人名救助第一、そして、物損に対しては、被害に合わなかった人々が扶け合うこと、こういうことを考えて気象の勉強するべきと今は考えている。

 

 こうして、2006129日の25回目の試験で合格できた。

 当日、風邪気味で、微熱があったため、どうなるかと思った。健康管理はうっかりしていた。

 

 私は、試験合格の前から、試験には出ない気象学会などにも参加していた。気象の楽しさをよくよく知り、是非予報士会にも、入会したいと思っていた。どうしても絶対合格したかった!

 さっそく予報士会に入り、325日、26日と活動に参加した。41日も参加予定。まだまだ知らないことばかりだが、これからより深く勉強するつもりでいる。気象災害をなくし、産業に有効利用し、そしてこの美しい地球の未来の為にも、これからどんどん楽しんで勉強してゆきたいと思う。本当に貴講座の内容は大満足でした。

 

気象予報士試験受験支援会