酒田倉庫
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山形県酒田市に大正時代に建設された旧東北農政局酒田倉庫(旧国立倉庫)があった。米の積み出し港として栄えた酒田の歴史的な風景。
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同倉庫は1926(大正15)年、約3万5千平方メートルの敷地に建てられた。鉄骨平屋コンクリート6棟とれんが造り2棟。国は平成4年までコメの貯蔵庫として使っていた。倉庫は湿気の影響を受けないように壁の厚さは約40センチもあり、木枠が張られ、米俵が傷つかないように配慮がなされているという。
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国は酒田市や県に、倉庫の活用も含めて売却を打診していたが、財政的な理由などで計画は頓挫。24年4月の低気圧で、屋根のトタンが剥がれる危険が出たため、解体することになった。24年11月から25年3月まで約2億7千万円で東側の3棟を解体。26年度中に残りの棟が撤去された。
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