では、鉄道記念館になる前はどうだったのか。
善宝寺駅を管轄する庄内電気鉄道(現、庄内交通)は1928年(昭和3)に開業し、翌年庄内電気鉄道湯野浜線の一つの駅として鶴岡〜湯野浜温泉間で開業した。
善宝寺の門前駅として多くの利用客で賑わったが、昭和中期から後期にかけてモータリゼーション(自家用自動車の普及)により利用客が右肩下がりとなり、1975年(昭和50)4月1日に廃止された。
現在、善宝寺に残されている車両は「モハ3」は1930年(昭和5)に完成した車両。
湯野浜線にはモハ1.2.3.5.7.8とあるが、モハ2には故障を度々起こし、そして線路上に障害物を置かれるなど度々トラブルのあった車両で、その悪いイメージを変えるためにモハ2をモハ5とし、1.3.5.7と全車両を奇数にしたが、9だけは「苦(く)」のイメージがあるため8に変えられた。
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