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でもやっぱり客室は飽きたから大浴場へ行ってみる。
そんな矛盾が生まれるのも廃墟の不思議。
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写真を見ていて、急に昔の事が懐かしくなった。
この頃、もっときちんと生きていれば、廃墟なんかにハマってなければもっと
違う生き方があったのだろう。
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しかし廃墟にハマって得た「人の縁」というのは大きな財産になった。
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展望ヱレベーターシャフト。原型がどうなっていたのかもはや想像できない。
それにしてもどの時代でもヱレベーターシャフトというものは強度がある。
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窓枠が蔦なんてやろうと思ってもなかなか出来るものではない。
時に廃墟では、自然は芸術として捉えられることがあるが、
正に絵に描いた様とはこのことだと当時思った事は今でも忘れていない。
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