敦化門(돈화문:トンファムン)

 
ソウルの王宮の中で最も美しいとされている門である。屋根がゆったり作られていること、裏山とよく調和しているからである。二階建て木造作りで、入り口は中央の3つだけが使われる。王が輿に乗って入るときに威厳を持たせるように道路から坂を上ってから、階段を昇るようになっていた。最近修復されたが、それまでは車で中に直接入れるようになっていた。
 
日本時代最後の王である徳宗(덕종:トクジョン)はじめ王族がここで生活をしていたからである。徳宗の葬儀は日本国国葬で行われたが、そのときこの門のそばで6.10万歳事件がおきた。そのことを書いた標示石が門のすぐ前に置かれている。

1992年撮影 昭和10年代 衛兵が守る(再現)

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