神仙庵磨崖仏

神仙庵(신선암:シンソナム)磨崖仏は七仏庵磨崖仏の直上にある。岩にへばりつくように10分ほど上がっていくと到着できるが、狭い通路の片側は絶壁である。新羅時代に手すりをおいたと思われる穴が、道の崖側に点々とある。仏像の前も2メートルない。人一人拝礼するのがやっとである。8世紀の作品である。

仏像の前は視界が開け、南山を越えて吐含山方面が見渡せる。登るときの緊張感もあるせいか、名前の通り「神仙」の国を連想させる。

石仏 直下(矢印が七仏庵石仏) 目の前の南山(花崗岩))

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