路東洞(ノドンドン)古墳群
 
慶州の高速バスターミナルの近くにある古墳群で、道を挟んで路西洞(노서동:ノソドン)古墳群古墳公園となる。路西洞古墳群と同じく、新羅が高句麗、百済を滅ぼすまでの王族の墓と考えられている。

路東洞(노동동:ノドンドン)古墳群では鳳凰台古墳だけ残っている。鳳凰台(봉황대:ポンファンデ)は、風水上、船の中心にあたる古墳なのだが、新羅を滅ぼそうとしたものが、それを鳳凰の中心だと嘘をついて、このそばに井戸を掘らせたという伝説が残されている。船のそばに井戸を掘れば、船は水があふれて沈没するというわけである。

鳳凰台の脇には、金鈴塚(금령총:クムリョンチョン)、飾履塚(식리총:シンニ チョン)の跡が残されている。それぞれ発掘したところ、金鈴と飾履がでたために、このような名前で呼ばれている。
 
飾履塚(右),金鈴塚(左),鳳凰台(中) 鳳凰台の石標 町中から見た鳳凰台
 
天馬塚    目次     HOME     路西洞古墳群