久里双水古墳
手前が前方部
久里双水古墳は、全長108mの前方後円墳で、4世紀前半まで遡る古墳である。松浦川の流域の高台に作られ、末盧国の象徴的空間とされる。
前方部と後円部の下半分は地山を削りだしたものである。石室は竪穴式石室で、周囲が赤く塗られている。そこから粘土槨が見つかっているが、これによると船形石棺が埋葬されていた可能性があるという。
なお、前方部の頂上部が丸く盛り上がっているが、これは、ここに6世紀の円墳が作られたためである。
石室(レプリカ)
墳丘より唐津湾方面を見る
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