1 韓国語の表記の歴史
前回質問が出たため、プリントを使って説明。
古代
・漢文のまま(三国史記)
・独自の使い方もあった
漢文では読めないもの(郷歌をコピー)
語尾以外は漢文で読めるもの(吏読)
独自に崩したもの(カタカナに影響を与えたともいわれる)
(これらのものは内容に踏み込まず、紹介だけ。郷歌、吏読とも名前も出していない)
中世・近世
・ハングルの発明(1459 韓国側の数字を使った)
訓民正音の出だしを使い、現在と書き方が異なるが「国の言葉は異乎中国」となっていることに気づかせる。
また、「異乎中国」の漢字の間に読み方が書いてあり、さらに意味説明があることまで説明。
・しかし知識人の文章は漢文
cf.科挙(ちょうど2年の世界史で唐の科挙をやったところだった)
例 高宗実録(1904)
最後数行を漢文風に読み下して、完全に意味がとれることに気づかせる。
・一般向けは、感じハングル混じりも。
例 皇城新聞(1910)の広告より。
助詞部分がハングルになっている。
(国漢文であるが、これについてはさらっと触れる程度)
現在
漢字が必要な場合は、カッコ書きであらわすことが普通(高等学校 国語(下)より)。
あわせて、漢文の読み方のプリントも配る。
前回、表記について質問が出たときに、漢文の読み方について簡単に触れたため。
(李白 山中答俗人を使用。なじみのあるものを使いたかったため。これも漢文の授業で触れていたとのこと)
2 買い物
数字の復習
・漢数字
10万まで。
電話番号、110、112、119など。
6だけ発音が変わる事に注意。
지금 몇시예요?など練習
・固有数字
助数詞を付けた形
・「好きやねん」のスキットを使って練習。
こちらから「○○下さい」と言ったことに対して、「○○ウォンです」と答えてもらう。
○○を○個下さい(数字を入れ替えて)を練習。
最後に「まけてください」などを練習して終わり。