1 試験 問題はこちら
【出題の観点】
1 注を参考にしながら、辞書を引き簡単な文章が読めるか。
2、3 用言の辞書型から해요、합니다体に適切に変型できるか。
4 用言の辞書型から過去形をつくることができるか。
(2,3,4を通じて陽母音、陰母音、縮約の概念が理解できているかが分かる)
5 与えられた単語を元にして簡単な文章(単文)が作れるか。(助詞が適切に使えるかも見る)
※1番の問題用紙を配布15分後に、2番以降の問題を配った。そこからは辞書の使用を不可とした。
※これらができれば、初歩の基本的な段階はほぼできていると言ってよい。
【結果と考察】(平均60点)
1 文章は平均2/3の所までやれていた(時間が少し短かった)
2 해요体の作成はほぼできていた。ただし、좋아하다→좋아하요も比較的多かった。
3 합니다体は若干の混乱が見られた。가다→가습니다は多くいた。同じ母音語幹の기다리
다は기다립니다
と正答した者が多かった。授業で갔습니다を提示していたので、そちらに引かれたか
4 半分程度のでき。とくに縮約はうまく行かない。過去形の場合、語基のあとに「ス」音が入るという意識はおおかた
定着していると言ってよい。1月以降くり返し提示していきたい。
5 助詞が定着していない。「に」→「니」となる者が多かった。「が」→「가」との混同か?
は」は눈,눙.국などのバリエーションが見られた。
私が「처」となるものも比較的多い。
※間違えとしては、全く完全に間違えている者は多くなく、ある程度知識を持ちつつも、整理されていないとか、混同している
ケースが多い。特に、普段書く機会はそれほど多くないので、知識がうまく「書き」にリンクしていない可能性もある。
2 調理実習準備
次週に調理実習を行うため、その調査を行う(インターネットで情報検索させる)。全体を4班に分ける。作る物<
1 김밥
2 국(미역국を推奨したが、김치찌개、순두부찌개なども出てきた)
【条件】 貝類のような腐敗しやすい物を食材に選ばない。
調理に手間のかかるようなものは選ばない(5時15分までに片づけられないと、そのまま撤収)。
ごはんは昼休みのうちに炊いておく。
食材(日本語と韓国語〔ネッ
トの翻訳ソフトで訳していたが、沢庵などは싶고 팥고물になっていた〕)、
調理法、感想を書いて班ごとに提出(次週)
3 冬休みの宿題
1 韓国・朝鮮の食事の特徴を日本との比較において調べてくる。
食材、調理法、調味料、習慣など
2 韓国・朝鮮のお雑煮を自分の家のお雑煮と比較してレポート。
(雑煮は1年の時に、地理の冬休みの宿題として、自分の両親の出身地、自分の家の雑煮の調理法、味付け、習慣を
調べさせ、その雑煮の作り方の由来(どこの習慣か)を調べるレポートを全員を対象に課していた
…また雑煮ですかという反応も。)