第4回 6月3日(葛総)、6月2日(杉総)
ハングルを読もう(1)

1 復習
  ※外国語の授業であるため、文字の習得は必要であると強調。しばらくこだわる。
   아야어여、가나다라を唱える。
   (杉総はㄱㄷㅂㅈの有声音化の表も作る。語頭と、前が(1)母音(アイウエオヤユヨ)か(2)とする。(2)は後日埋める

    (葛総)書いてみる…前回の授業では아야어여体操をやった。(杉総は前回 아야어여体操はやらず) 
   (解説) 文字は短い棒が1本、2本の順で並ぶ。対になっている。
       아야어여  오요우유 으이
        アヤおよオヨウユうイ、カナダラマバサ ア ヂャ チャh ,カh, タh ,パh, ハ
        (자はジャよりヂャの方が後の説明がやりやすい)
      
       ㄱㄴㄷㄹ ㄱを基本に一本ずつ増える
       ㅁㅂ    口のグループ
       ㅅㅇㅈ  イレギュラー
       ㅊㅋㅌㅍ 同種の音より一本多い
       ㅎ     イレギュラー
   ※ 学問的に正しいかより、どう覚えたら覚えやすいかに重点を置く。

     한글이 야호を見て、아야어여の順番と、가가、가가がカガ、カガになることを見る。
     同時に、바나나がパナナなのに、나나바나나がナナバナナになることも話す。

     →韓国人は自動的にこの音が変わるが、我々は自動的には変わらないから、練習して覚える必要がある。
       同じように、日本人には分からないが、日本人が自動的に音が変わるものもある(次回以降例示)。

   (葛総)読んでみよう。사우나(サウナ), 다이소(ダイソ), 요가(ヨガ), 아이스(アイス), 롯데리아(ロッテリア)
      →すべてソウルで見たもの。答え合わせをした後、実際の写真を見せる。

    (杉総)ではALTに発音してもらう。自動的に変わることを確認。
     ALT自身は바の発音を変えていないと言うことに驚く。
    (杉総)は単語読みテスト。「好きやねん」より出題。これを使って意味調べ、発音練習を行う。

 
2 教科書の単語を読む (1)(以下、葛飾総合)
  ・好きやねんの15頁の単語を読む(表などで調べ、発表)。
    나(ナ)、너(の)、개(け) 누나(ヌナ)네(ネ)…ㅏとㅣの取り違えが時々ある。
    ・저は「わたくし」、나は「わたし、ぼく」
    ・개はイヌ、게はカニ 発音は一緒
    ・弟からは누나(ヌナ:妹)、형(ひょん:兄) 妹からは오빠(おッパ:兄)、언니(おんニ:姉)
     (ついで)追っかけは오빠부대(おッパブで:「お兄さん部隊」…部隊=韓国には軍隊がある) 
      今までの字形の下にあるハングルは子音を表す。英語のPutのtにあたる)

    (解説)兄、姉は身内以外でも、かなり広い範囲で使える。先輩で仲のいい人も、兄、姉と呼ぶのが普通)  

3 教科書の単語を読む(2)
  ・好きやねん、17頁の単語を読む
  우리(ウリ)、나라(ナラ)、노래(ノれ)、비(ピ)、바나나(パナナ)、어머니(おもニ)
   나라に関連して、
    일본(イルボン:日本) 
    한국(ハングク:韓国)。ちなみにハングルは한글と書く。
    조선(チョそン:朝鮮)。北朝鮮ですか、と質問がでるので、それもそうだし、朝鮮半島ともいうと答える。
    미국(ミグク:米国)。韓国では美国と書く。韓国の町中に「美人会話」という張り紙があるが、「英会話」のこと。

   韓国の地図を書く(ウサギに似ている。虎に似ているという人もいる〔「ウッソー、ウサギならまだ許せるけど」という声も〕)
    서울(そウル)、韓国の首都
    부산(プサン)、韓国最南端の都市(九州に近いという声)、福岡から船で3時間、飛行機で25分。魚が美味しい。
    평양(ぴょんヤン)、北朝鮮の首都、ソウルから飛行機で30分の距離だが、今はいけない。
               日本からは北京経由が一番速い。船もあったが、今は行けない(理由について質問が出る)。

   ちなみに、우리 나라で「我々の国」になる。(「の」はいらないのかと質問。とりあえずいらないと答える(サバイバル))
   ・生徒:「は」はどう言ったらいいか?는(ヌン)。
      板書は는(ヌン)、은(ン)とする。(는.은は接続によって変わるが、今はサバイバルで後ほど説明する)
       ※ンにつてい:文字単独では「うン」だが、いわゆる「リエゾン」の関係で「う」単独で発音されないので、こうした。

   ・生徒:「です」は? 예요(エヨ)。
   では、韓国는 韓国語で 무어예요? 한국・예요(ハングク・エヨ (正式にはハングギエヨだが、今は「リエゾン」させない)。
      しばらくやった後、文字を指しながら、이게 무어예요?で答えさせる。
    板書 이것 무어예요?(イご、ムおエヨ:これは何ですか?)

   ・비はなるべく柔らかく発音すること。勢いよく発音すると피(ピh)血になる。
   
  어머니の他、親族呼称。
    아버지(アぼジ:父),  할아버지(ハラぼジ:祖父(父方), 할머니(ハルもニ:祖母(父方))

4 マレボジャとポロロを見る

  안녕하십니까? 저는 나카야마 유타예요. 반갑습니다.のスキットを変形する。
   (スキット自体は1回目の授業でほぼ扱っているので、ここでは特に解説しない)

   안녕하십니까? 이름이 무어예요? 제 이름은 ○○예요. 반갑습니다.とする。
    이름이 무어예요? イルミ ムォエヨ? 名前は何ですか? 生徒:イルミが名前か? 「名前が」が「イルミ」
    제 이름은 ○○ 예요.(チェ イルムン ○○エヨ) 「イルムン」=「名前は」。自己紹介はこちらが自然。 

 ポロロ第1話を見る。自己紹介が入っている。

  次週 ポロロを細かく見直す。
      文字の読みの続き
      濃音の練習。
      連音化の導入(杉並総合は、半母音、m,n,ngの発音、連音化) 
 
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