岩戸山古墳(八女市)
岩戸山古墳(後円部)
九州最大の前方後円墳である岩戸山古墳は、周壕を含み全長170mである。さらに東北隅に約40m四方の方形の別区がある。別区の存在はここだけである。ここで裁判が行われたという記録がある。この古墳の被葬者は記録から、527年に反乱を起こした磐井の墓とされている。
古墳の周囲やからは多くの石人や石馬、石の器材(刀、盾など)が発見されている。平面上に彫られたものものもあるが、立体的にリアルに作られたものもある。別区では埴輪とともに発見されるが、墳丘からは石像しか発見されない。埴輪の代わりに立てられたようだ。
墳丘は大神宮が置かれる。後円部墳頂には旧神宮跡の標石がある。そのためか、まだ発掘調査はされていない。
近くにある岩戸山4号墳は石室が公開されている。
別区全景
別区石人(レプリカ)
前方部から別区方面を見る
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