煎子市場(南浦洞乾魚物市場)

地下鉄の南浦洞駅のそばに乾魚物市場がある。影島大橋とチャガルチ市場の間に挟まれる地域だ。この一帯はもともと海岸線沿いに発達した市場があったが、昭和の海岸の埋め立てで広がったようだ。

昭和5年の地図では、左上の写真のすぐ右側が海となっていて、その周りにすでに海産物店などが集まっている様子がわかる。現在、市場では煮干し、乾物、ノリなどを多く扱っているが、そこに残っている建物のほとんどが日本時代のものである。

ときどき日本時代をテーマにした映画の舞台にもなっている。

 
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