大正公園(西区区庁)
西区庁

国際市場のはずれにある、現在の西区区庁の場所は埋め立て工事を行った後、大正公園という公園を作った。大正天皇の即位を記念して作ったもので、釜山最初の運動競技場であった。のちになって、九徳に本格的な競技場ができてから規模も小さくなり、木が植えられ築山が設けられ、児童遊園なども作られた。現在は公園を仕切る三角形の道や口調の建物の向きにの様子にその面影を残している。

なお、ここから海側は昭和に入ってから埋め立てられたところで、チャガルチ市場などの観光地になっている。埋め立て前の海岸線付近から埋め立て地には、5メートル前後の坂で結ばれていて、当時の海岸線がわかる。いかに砂浜のような浜がなかったか分かる高低差である。

昭和初期の様子 ほぼ同じ場所、道路左が旧海岸 釜山タワーより見る

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