ターパン・ザオ族
写真−63〜65
ターパン・ザオ族
（ナムティ村）
フラ族
（ナンモン村）
2005.10.19
花ロロ族
（ルンガン村）
2005.10.23
2005.10.20
花嫁衣裳‥‥
（左写真）：ターパン・ザオ族の娘さんは17歳、長いターバンを4本頭に巻き、その上に頭巾を被る。この晴れ姿一式の服装を3年間かけて自分で作ったと言う。
（右写真）：花ロロ族の娘さんも上から下まで派手な刺繍に覆われている。この花嫁衣装はお母さんが3年かけて作ってくれたと言う。小さな民族集団であるが、そのアイデンティティを継承したいとの強烈な誇りを持っている。
但し、これらの村の生活の中で使われている自給自足の少量生産品を、観光客が大量消費社会の感覚で追い剥ぎ行為で買い取り、その文明を破壊している。3年かけて作られた刺繍製の前掛けも日本のラーメン数杯の値段である。村によっては、現地ガイドが「この村では前の団体がいろいろな物を買い取ってしまい何もないので買い物はしないでくれ」と頼む場面もあった。一生に数回しか作れない伝統生活を守るための日常品と、生計を得るための土産商品の区別が出来ない 観光客が居るらしい。観光客も旅行社も見識は必要と思うが、時代の趨勢では無理であろう。
（右写真）：花ロロ族の娘さんも上から下まで派手な刺繍に覆われている。この花嫁衣装はお母さんが3年かけて作ってくれたと言う。小さな民族集団であるが、そのアイデンティティを継承したいとの強烈な誇りを持っている。
但し、これらの村の生活の中で使われている自給自足の少量生産品を、観光客が大量消費社会の感覚で追い剥ぎ行為で買い取り、その文明を破壊している。3年かけて作られた刺繍製の前掛けも日本のラーメン数杯の値段である。村によっては、現地ガイドが「この村では前の団体がいろいろな物を買い取ってしまい何もないので買い物はしないでくれ」と頼む場面もあった。一生に数回しか作れない伝統生活を守るための日常品と、生計を得るための土産商品の区別が出来ない 観光客が居るらしい。観光客も旅行社も見識は必要と思うが、時代の趨勢では無理であろう。