ベト・ムオン語系
ムオン族
90万人の人口を持つムオン族は、主にホアビン省(特に有名なのが、ヴィー、ヴァーン、タィン、ドンの4つの村)とタィンホア、フート、ソンラーの各省に分布している。
ムオン族は耕作レベルのかなり高い水耕栽培を盆地で行なっている。その他、家畜、家禽類を飼育したり、狩猟、漁業、食物の採集と、手工業を行なっている。
定住村落は山麓、丘陵地の斜面や河川のそばにある。かつてはニャーラーンと呼ばれる世襲君主制度が伝統的社会組織であった。(ディン、クアィック、バィック、ハー、ホアンなどの)領主一族は、自分の領地に属する村を支配するためにそれぞれ独自の律令を持っていた。
ムオン族は民間文学の宝庫であり、「ウットロットとホーリェウ」、「ナンガーとハイモイ」などの口承韻文文学を持つほか、セックブア、ハットヴィーと呼ばれる歌のメロディー、綿を植えるという意味の踊り、扇子の舞い、闘いの踊りなどを持っている。
上記説明は「ベトナム文化研究院」のサイトの中の「ベトナム国立民族学博物館より提供された資料の翻訳」
より抜粋引用したものです。
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