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チベット・ビルマ語系

チベット・ビルマ語のグループには、ハニ族、ラフ族、ロロ族、コン族、シラ族、フラ族の6民族が属する。その合計の人口はおよそ3万人。一部の民族は早くから北部山岳地帯に居住していたが、多くが17世紀から20世紀初頭頃にかけて移住してきた。

彼らは北方国境付近の高山地帯に分散して住む。村には他の民族が混住していることは少ない。

このコミュニティーの一部は、移動しながら焼き畑を行なう生活をしている。その他は、代表的なのはハニ族だが、水路を掘り、水利環境を整備して棚田を作って水稲耕作を行なうか、あるいは定住して畑作を営んでいる。

彼らは強固な父系家族制度を持っている。一部の民族では、「父子連名」規則という、父親の名前の一番最後の文字を子供に名付けるという習慣が存在している。家屋は主に平屋であるが、一部高床式住居または半高床式住居に住む。一般的な信仰は祖先崇拝である。毎年、それぞれの村では土地神を祀る祭礼を執り行う。ロロ族は象形文字を使っていた痕跡をとどめており、また葬式の際に青銅製の太鼓を叩くという習慣をとどめている。
 
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上記説明は「ベトナム文化研究院」のサイトの中の「ベトナム国立民族学博物館より提供された資料の翻訳」
より抜粋引用したものです。
http://www1.linkclub.or.jp/~yaksa/