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		視聴評論
	
	
	
		NHKスペシャル 新シルクロード
	
	
		放映日 
 
		執筆日 2005/1/24
	
	
		松平 定知 アナ 
	
	
		(本稿は、別途開設しているブログ “「新シルクロード」雑感” より転記したものです)
	
	
		 
	
		 
	
	
	
		NHKスペシャルの「新シルクロード」のナレーションは松平アナである事を放送の数日前に知って非常に安堵した。ナレーションが誰であるか、気懸かりになっていたからである。
 
		
 
		最近のNHKには色々な問題があるが、私が嫌な事は、アナウンサーがはしゃぎすぎることである。以前「中国の三峡ダム」の建設により地域が変貌する様子や、「トルコのイスタンブール」を特集した長大ドキュメンタリーがNHKで放映されたが、とても最後まで観て居られず中途でテレビのスイッチを切ってしまった。
 
		
 
		視聴者はその壮大な歴史や素晴らしい風景を観たいのだが、安っぽいアナウンサーがカメラの前ではしゃぎまわっている。はしゃぐアナウンサーを鑑賞するためにテレビを観ているのではない。
 
		
 
		その点において松平アナは最適任だと思う。
 
		「その時歴史が動いた」は私の好きな番組の一つだが、松平アナは常に落ち着いたナレーションで視聴する側にも雑念が涌かない。
 
		
 
		但し1月1日に放映された、プロローグ「25年目のシルクロード」の冒頭で女性アナがヨーヨー・マ(新シルクロードの音楽監督)と抱き合って挨拶するシーンは演出過剰で見苦しい。了 
	
	
		 
	
		