目視可能な限り続く長城
2003年1月5日
北京郊外
この長城は南北朝時代の南斉の代に建造され、明代に整備、 拡張された。 険しい山々の頂きを縫って連なる長城を慕田峪より望遠レンズで遠望した。
現在の機械化技術と経済力を持ってしても不可能に近い厳し い施工条件と思われる。
司馬台長城と、この慕田峪長城だけを見物 するために、ホテルを朝7時半にタクシーで出発し、夕方6時半ホテルに到着した。 タクシー運転手によると、夏季はこの一帯は リゾート地帯で車が非常に混むので、一日 行程では無理とのことであった。
八達嶺、司馬台、慕田峪と長城を3箇所回り、何れの写真にも人間が一人も写っていない。
このような事が出来た観光客は珍らしいと思う。 妙なことが自慢になる旅行だった。