金山嶺長城を遠望
2003年1月5日  
北京郊外
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金山嶺長城
司馬台長城より金山嶺長城を 望遠レンズで撮影したもの。 明代の1570年頃造営された。
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北京の旅行記−1
1.旅行行程

@ 1月2日はホテル到着後、午後3時頃出発して地下鉄環状線の南側にある天壇公園付近と天安門付近を歩き廻った。これで北京市内の大体の感触はつかめた。

A 1月3日は北京の地下鉄環状線の内側を歩きまわった。北京の中心部は京都と同じく道路は東西南北に碁盤の目状に走っており大変分かり良い。地名も漢字なので馴染み易い。

 ホテルを出て先ず天安門から故宮博物院に入り、5時間程費やして巨大かつ膨大な建造物を見物した。(故宮の部屋数は9,900室もあるとのことであるが、見物可能な部屋は9,900室の一部である)

 故宮は広大かつ壮大で見事ではあるが、美的センスが日本とは異なり、京都の庭園のような美的な感動は少ない。これは別途入場料を払って見学した珍宝館に陳列されている収蔵物に対しても同じ感想である。感激するのは建造物の大きさとその数の多さである。

 故宮博物院見学後、北口の神武門を出て景山公園に上り、途中地安門、鼓桜、鐘楼、昔の雰囲気を残す町並み(胡同)などを歩き廻り、安定門より地下鉄に乗りホテルに帰った。(因みに天安門は地下鉄環状線の南端、安定門は地下鉄環状線の北端である)
 地下鉄環状線の内側の地図を覚えこんでいたので、道には全く迷わなかった。
 この日は寒波到来で日中の気温は大体−10度であった。風も強かった。

B 1月4日はタクシーをチャーターして先ず万里の長城の八達嶺(北京市内より北西約80km)を観光した。この日はこの冬1番の大寒波襲来で、八達嶺では−20度の強風が吹き荒れた中での厳しい登山となった。

身体が吹き飛ばされそうな強風のためロープウェイは休止中、カメラのレンズも1本は凍りついて使用不能になってしまった。
気象観測データでは北京市内で最高温度−4度、最低温度−14度であったが、八達嶺の麓で−18度の表示があったので頂上では多分−20度位であったと思う。温度よりも風がこたえる。マスクを用意していたがマスクのゴム紐が風で伸びきってしまい使い物にならなかった。