逆さパイネ

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写真−5

パイネ国立公園（チリ）

2007.2.9

湖面に映る逆さパイネグランデ‥‥

チリを代表するトーレス･デル･パイネ国立公園は 1959年に国立公園に指定された。面積は約1630km2、東京都全域とほぼ同じ広さである。パイネの岩峰群は氷河が削りきれずに残った岩の塔で、垂直の岸壁が1000mに達するものもある。塔と塔の間には今もなお氷河が張り付いている。そこに南氷陸から幾筋もの氷河が流れ込み、大小の湖が青く輝き、ナンキョクブナの森林が点在し、草原が広がる。コンドルが巣を作り、ラクダ科のグアナコが草をはみ、ダチョウに似たダーウィンレアが駆け回る。