オリッシイダンス
写真−26
オリッシイダンス
2006.11.12
オリッシィダンス‥‥
オリッシィダンスは13世紀に建造されたオリッサ州のスーリア寺院(世界遺産)などでクリシュナ神に捧げられた踊りに基づいている。クリシュナ神は、シヴァ神(宇宙を破壊する神)と並ぶ2大神格の一つヴィシュヌ神(宇宙を維持する神)の8番目の化身である。
踊りの特徴は、胴の動きと複雑なフットワークを必要とし、曲線的で柔らかく情感的・叙情的で優美である。ポーズはどれもスーリア寺院などの彫刻そのものであり「動く彫刻」 と呼ばれている。蛇足だが、ヴィシュヌ神の9番目の化身は「仏陀」となっている。
今回のツアーではあちこちで色々な民族舞踊を観光したが、近代的に洗練された舞踊はこのオリッシイダンスのみで、他は全て激しい原始的な舞踊であった。