馬の世話をする遊牧民

2004年7月9日　　
カラコルム

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モンゴルの風景の中には日本の春霞たなびくとか、秋の深まりにつれ木々が一葉一葉落ちるような 風情はなく、日本人の好む霞んだようなあるいは侘び寂びの色彩はない。
しかしこのような日本の伝統文化の中で育まれた微妙な中間色でもモンゴル人は明確に識別すると言う。

それは馬を識別するために得られた色彩感覚だそうだ。
日本人には同じに見える馬の毛色も、モンゴル人は4百とも5百とも言われる色名に分類していると言う。