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オマール・ムフタール
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写真−23〜24
2007.1110
アルクフ橋 リビア軍が立てこもった洞窟
リビア軍が立てこもった洞窟
2007.1110
アルクフ橋(1960年代に建て替えられた?)
イタリアのムッソリーニに対して戦ったリビアの英雄
「オマール・ムフタール」の最後の激戦地となった場所
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オマール・ムフタール‥‥
第一次世界大戦当時、イタリアのムッソリーニが領土拡大の野望に燃えてリビアに侵略し、リビア砂漠に50万人の強制収容所を作って反抗するリビア人を収容し、その過酷な環境で多くのリビア人が犠牲となった。

教師であったオマール・ムフタールはイタリア軍に立ち向かう遊牧民の反乱軍のリーダーとして活躍したが、この地で捕らえられベンガジで処刑された。74歳であった。彼の死は残された人々に強い遺志と勇気を与え、リビアの英雄として讃えられている。リビアの最高額の紙幣はオマール・ムフタールの図柄である。カダフィ大佐は次の金額の紙幣となっている。

左のコンクリート製の斜張橋(アルクフ橋)は激戦地となった旧橋に変わって建設されたもの。現地ガイドの説明では1960年代にイタリアによって建設されたとのことだが、その構造・デザインの洗練度からして、とても1960年代の建設とは信じ難い。