キナバル山登山路鳥瞰図
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写真−8
キナバル山登山路鳥瞰図
上図は Google Earth の
画面を基に編集した
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キナバル山の勾配‥‥
ティンポホン登山口(1866m)からサヤッ・サヤッ小屋(3668m)の直線勾配はGoogle Earthで調べると、22.3度であった。
富士山では、山梨県側の富士山6合目(2390m)と浅間神社間(3720)の直線勾配は27.5度である。 

従って、富士山の方が直線勾配は多少きついことになる。実際にはどちらもジグザグ道なので単純には比較出来ない。登山した感じではキナバル山の方がジグザグ少なく、一足毎の段差も高いのできつく感じた。

富士山の斜面は、噴火した溶岩や火山灰が物理的に滑らない最大の角度(安息角)で釣り合っている。一方、キナバル山は隆起山なので、斜面の勾配に規則性はない。

そのため、富士山では美しい女性的な斜面が形成され、キナバル山は荒々しい男性的な斜面となっている。