アイスランド東部海岸

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写真−64

ストーズヴァルフィヨズルの民家

2009.7.14

9:24

暖かいアイスランド‥‥

首都レイキャヴィークを例に挙げれば、冬は下がっても−3℃〜−5℃（2005年1月平均気温−0.2℃）、夏は＋12℃〜＋15℃（同7月平均気温＋11,8℃）である。ただし内陸部の高原地帯や北西部の北極圏に近い地方では、もう少し厳しい気候となる。従って、レイキャヴィークの冬の寒さは日本の秋田市（北緯40度）程度で、シカゴやウィーンよりも暖かい。雪も年に数回しか降らない。対して、同緯度にあたるフィンランドやスウェーデンの北部の2月の最低気温の平均が氷点下20度近くにも下がる。

アイスランドが暖かい理由は、アイスランドを囲むようにして暖流（メキシコ湾流）が流れていること、およびマントル上昇流がこの存在しているので、地熱温度が高いからである。温泉も多い。そのため、オーロラを観測することのできる地域の中では最も暖かい地域となっている。（以上書籍情報）