シーク教の老人（２）
写真−32〜33
2008.8.01
14:31
2008.8.03
15:31
シーク教（４）‥‥
シーク教徒はインド人口の僅か2％であるが、インドの総人口が大きいため2％でも2000万人になる。また、シーク教徒はインドの軍隊、警察に占める率が高いため、インドの安全保障面で重要な地位を占め、社会的に影響力のある宗教集団となっている。現インドの首相マンモハン・シンはシーク教徒である。
一昨年にオリッサを訪れたとき、ブバネーシュワルにあるジャイナ教最古の石窟寺院（ウダヤギリ石窟）を見学した。ジャイナ教もシーク教と同様に少数派であり、信者は僅か0.5％であるが、裕福な金融業層を中心に信者を集め、社会的に大きな影響力を持っているという。これまた、付和雷同せず、確固たる信念で自らの利益を守ってきた強い少数派なのであろう。
多数派が必ずしも強い訳ではないところがインドらしいと思った。
なお、写真右の老人はシーク教徒かどうか分からない。帽子（ターバン）が見慣れたシーク教徒とは違うようにも見える。
一昨年にオリッサを訪れたとき、ブバネーシュワルにあるジャイナ教最古の石窟寺院（ウダヤギリ石窟）を見学した。ジャイナ教もシーク教と同様に少数派であり、信者は僅か0.5％であるが、裕福な金融業層を中心に信者を集め、社会的に大きな影響力を持っているという。これまた、付和雷同せず、確固たる信念で自らの利益を守ってきた強い少数派なのであろう。
多数派が必ずしも強い訳ではないところがインドらしいと思った。
なお、写真右の老人はシーク教徒かどうか分からない。帽子（ターバン）が見慣れたシーク教徒とは違うようにも見える。