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随想:フィットネスクラブに通う
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§1.熟年男性フィットネスクラブに通う
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最近「メタボリックシンドローム‥内臓脂肪症候群」と言う言葉が流行り始めたが、私も2006年1月下旬から近所のフィットネスクラブに通い始めた。
最初は暇つぶし位の気持ちだったが、続ける中に面白くなってきた。
そこで、フィットネスクラブで得た成果や感想を数回に分けて随想風に綴ってみたい。

先ず数値的な成果であるが、フィットネスクラブに通い始める前と11ヶ月後の現在を較べてみると、体脂肪量 13.7kg→9.3kg(4.4kg減)、体脂肪率22.1%→15.5%(6.6%減)、筋肉量45.8kg→48.0kg(2.2kg増)、また健康診断の血液生化学検査の数値は中性脂肪145→65、善玉コレステロール50→79‥‥‥。数値が劇的に改善された!
全ての数値は標準値領域のほぼ中央の理想値に近くなったと悦に入っている。(他にも改善された数値はあるが個人情報開示は控えたい)

感覚的な成果も多い。腹は完全にへこみ、胸や背中や肩は筋肉がついてきた。鉄棒の「逆上がり」が復活した。姿勢が改善され前屈み的な体型が真っ直ぐになり、同時に持病の肩凝りも消えた。歩行時や階段を上る時も足が勝手に弾むようになった。喘ぎながら登っていた登山も楽になった。同じ重量の荷物でも肩が痛くならない。血圧も安定し、血管も若返った気がする。

復活不可能な項目があることは承知だが、かなりの項目の数値が30代の時の数値に戻ったと思う。

過去を反省すると、長年の健康診断による諸数値は標準値領域の上限近辺であるものの一応は標準値領域内と言うことで安心していたが、最近になって深刻な成人病の傾向が身体の至るところに現れ始めた。
複数の医者に相談すると「それは年齢により老化現象が始まっているのだから仕方がないですよ」と無責任に説明された。本当にそうなのだろうか?
 
もし医者が本当なら為す術もなくじわじわと老化するだけではないか。しかも医者は「年だから軽い運動しかだめだ」と言う。冗談ではない、私はこの5年間で 5回富士山に登って来た。これは軽い運動ではない。医者の言うことは信用せずに自己責任で試せることは試して見たい。
行動したことの後悔より行動しなかったことの後悔が大きくなるのは本意ではない。
フィットネスクラブの数値的な成果が現れて来た現在、クラブに通い続ける理由をこのように考えている。

今後もギリシャ彫刻の体型を夢見て、フィットネスクラブに通い続けたい。  

§2.へ
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