やよい会便り
平成22年度第2回やよい会
講演とお茶会
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9月12日(日)大分県立病院3F講堂で講演会とお茶会が開かれました。参加者は看護師、入院患者さんを含めて20名でした。第1部は13時30分より緩和ケア室がん性疼痛看護認定看護師の川野 京子講師の講演です。テーマは「知っていますか?緩和ケア」。川野看護師は今年 4月から緩和ケア室で専従看護師として活動しています。
緩和ケアのイメージは終末期に受けるものと思われがちですが、がんを告知された時から始まります。緩和ケアはがんにともなって起きるさまざまなつらさ(体のつらさ、心のつらさ、生活のつらさ)をやわらげるためのケアです。緩和ケアの目標は患者とその家族が自分らしい生活を送れることです。緩和ケア室の場所は2階耳鼻科の隣、精神科と一緒の部屋で専任の医師がいます。また緩和ケアは医師、看護師、薬剤師、栄養士、医療相談員のチームでとりくんでいます。相談は無料なので、困ったことがあれば主治医、看護師に言って気軽にご相談下さい。
特に川野講師は疼痛の専門看護師なので医療用麻薬について、がんと痛みの関係についても話してくださいました。講演のあとの質疑応答でも丁寧に答えていただきました。がん患者のQOLのことまで考えて緩和ケア室を立ち上げた県病にあらためて感謝です。皆さん、一人で悩まないで、こんなに力強いスタッフが揃っている緩和ケア室を利用して下さい。
第2部は2時半からお茶会です。満月、半月、三日月の色紙が掛けられ、竹かごの花瓶にススキや萩などの野の花が生けられ、秋の風情が演出されました。亭主のお手前も見せていただき雰囲気が盛り上がりました。お月さまに見立てたまるいピンク色(ピンクリボンにちなんで)のお菓子にうさぎの干菓子とお抹茶のおいしいこと。あまりのおいしさについ二杯目を所望した人が多かったです。竹の中からうさぎが覗いている手作りのお茶券が好評でほとんどの方が「かわいい」と言って持ち帰りました。
お茶を飲み終えて、皆さんにひとことずつお話をしていただきました。河野師長は「今は入院の期間がとても短いですが、困った時は相談に乗りますので病棟に顔を出して下さい。曽根崎看護師は自費でリンパ浮腫の勉強をしてパンフレットも独自で作ったので浮腫でお困りの方は相談してください。」
町田看護師は「がん相談支援センターにいます。お困りのことを窓口で受けて紹介します。」
参加者は「来てよかった!気分転換になる。」「医療が日進月歩進んでいて未来に希望が持てる。県病の雰囲気が変わって頼もしさを感じる。」「この会に出ることが緩和ケアになる。」「美味しいお抹茶をいただいて元気が出た。」「師長さんのお話を聞いて昔と治療法が違うのでびっくりした。やよい会に参加して勉強になります。」等々。お抹茶で癒しのひとときを過ごすことができました。