ブリティッシュ(イギリス風)、ヴィクトリアン(ヴィクトリア朝様式)、ロシア調、ウエスタン、ミリタリー(軍人のような男性的なスタイル)に、黒中心のカラー・・・・・2005/06年秋冬のファッションのテイストはだいたいこんな感じです。と言われても、書いている私自身イマイチよく分かりません(~_~;)何でそれぞれ全く違うテイストが、この秋冬にドバッと出てくるのだろう?と思います。それ程、ファッションの流行の選択肢が広がっているのでしょう。もちろん、ファッションと密接な関係を持つメイクも影響してくるので、ますますそれぞれのテイストを理解するのが大変になってくるのですが・・・。これらのたくさんのテイストを網羅しようと躍起になるのではなく、本屋でたまたま開いたファッション雑誌をめくってみて、「あ、これいい!」と直感で思った服装やメイクを真似してとことん研究してみる方が、私的には絶対オススメだと思います。この秋冬の流行は、「広く浅く」ではなく、「ピンポイントで深く」を心がけましょう。
 一年前、ある雑誌をパラパラとめくっていたら、ホワイトゴールドの美しいネックレスを身につけた、女性の広告を見つけました。鋭く射るような眼差し、強いて言うなら狐色(?)に近い肌色で、独自の野性味溢れるリッチな肌、ほとんど手を加えていないような、ナチュラルでどこか生っぽいベージュリップ・・・。同性ながら、私はその女性に一目惚れしてしまいました(・・;)それから一年後、マスキュリンスタイルのメイクは誰をお手本にしようかと思った時、あの広告の女性がパッと浮かんできました。男性的なかっこよさがあるのにセンシュアルで、強い。なのに、たまに見せる表情からは、包み込むような母性も感じられる。相反する顔を併せ持つ、とても魅力的な女性だとは思いませんか?この女性が少しでも気になったあなたは、下の項目をご覧ください。

 
→ブルガリのサイトへ
 ブルガリのサイトへ行けましたか?サイトで使われている言語は英語ですが、英語が苦手な方でも大丈夫です!(実際英語がダメな私も見れたので。)それではこれから、あの広告の女性が見れるページに行くまでのナビゲート(?)をしたいと思います。残念ながら、すぐそのページにジャンプできないようなので・・・。わざわざすみません(>_<)そして見てくださる方は感謝です!!

1.美しいジュエリーの映像(BGMつき)の後に、色違いの四角形が7つ出ます。お好きな色をクリックしてください。クリックした色が背景になります。

2.左側にある4つの項目から、“jewels”の部分をクリックしてください。

3.左側に画像がゆっくりと切り替わっている四角形が5つあります。一番左の下の四角形(マウスでポイントすると、“astrale”の文字が表示される。)をクリックしてください。

4.四角形をクリックすると別のウインドウ(BGMつき)が開き、丸いホワイトゴールドのジュエリーの後、あの女性が現れます!!(それからほぼ交互にジュエリーと女性の映像が出てくる)。さらに、“BVLGARI”の部分までマウスを持ってくると四角いメニューが出てきて、女性の壁紙をダウンロードできたり、コレクションの様子を見ることができます。コレクションの映像はうっとりするほど美しいので、ぜひそちらの方も!!

 ★ここまで付き合ってくださってありがとうございました(*^_^*)
 あの女性の広告の下の方を見ると、BVLGARIの文字が・・・。そう、あのブルガリです!!あまり知らない人(私とか・・・)でもテレビとか雑誌などで微かに聞いたことがあるはず(「ブルガリの時計」とか)。ちなみに、女性がつけているホワイトゴールドのネックレスは、“astrale”(アストラーレ)という名のもの。英和辞典でその意味を調べてみると、最後の'e’だけが抜けた単語があり、それは「星のような、星型の」という意味でした。
 私は早速、ブルガリのサイトがあるかどうか検索してみました。残念ながら日本版のサイトはないらしく、海外版(?)のものを見つけ出しました!それでは、あの広告の女性を見ることができる、ブルガリのサイトへ行ってみましょう!!(すぐ下にあるピンク色の太字をクリックしてください。)
 
※“あの女性”と呼び続けるのはおかしいので、これからは“アストラーレな女性”と呼ぼうと思います。女性の名前が分かれば名前で呼びたいのですが・・・。

 それでは早速、マスキュリンスタイルのお手本、アストラーレな女性のメイクをクローズアップしてみましょう。ただし、写真を見ての見解なので、少々違うところもあると思います。

●ベースメイク
*肌色&質感・・・こんがり焼けた狐色&適度な艶のある肌。艶っぽく仕上がるリキッドファンデーションを塗り、ハーフマットな質感でゴールドがかった小麦色のパウダーを顔全体にブラシでのせる。
*チーク・・・ファンデーションの色より二段暗めなブラウンのチークシャドウを、頬骨のくぼみから楕円に細くぼかし入れている。さらに、同様の色をこめかみとフェイスラインにも。
*ハイライト・・・明るいイエローゴールドのパウダーを目の下から頬骨の高い部分まで、鼻筋、あご先にのせる。さらに、細いブラシに持ち替え、眉の上の輪郭に沿ってラインを描くように、同様のパウダーをのせている(多分・・・)。

●アイメイク
*上まぶた・・・目の際からマットなブラックのシャドウをのせている。特に、目じりはシャドウを跳ね上げ気味にのせ、眉尻の先端の下辺りまでぼかしていく。太めに引いたブラックのアイライン&マスカラで目の際をさらに濃く引き締めている。
*下まぶた・・・ブラックのアイライナーで、目頭から1/4を除いた部分の目の際にラインを入れる。(写真によっては目の際全体に入れているようにも見える。)そして、上まぶたと同様のブラックのシャドウを、目じりから目頭まで、際から2ミリ〜3ミリ程の太さで塗る。目頭の部分は細く薄めにのせ(力を抜いて軽く塗る)、メリハリをつける。上まぶたのブラックのラインとつなぎ、目の周りを囲むことで意思的な要素を加えている。白目をきれいに見せるため、ホワイトのペンシルでインサイド(目のすぐ下の粘膜)にラインを。マスカラは黒。
*眉・・・太めで毛の一本一本が濃い、凛々しい眉。自眉が薄い人は眉マスカラでとかすとよい。透明のマスカラで眉頭の部分をしっかり上げて求心的な顔に。

●リップメイク
ベージュのリップライナーで輪郭を整え、薄くピンクがかったマット寄りのベージュの口紅を塗っている。その後ティッシュで唇を軽く押さえる。唇の輪郭がはっきりしている人は、リップライナー無しでもOK。

 私の見解はだいたいこんな感じです。「ここは違う」という所がありましたら、びしびし指摘してください。


 
 
 
 先程、アストラーレな女性のメイクをクローズアップしましたが、やはりそのまま取り入れるのは難しいですし、野暮ったくなる危険性も(特に目元が)。広告は、見た人に一瞬でインパクトを与えることを目的としているのだろうと思います。特にこのアストラーレの広告は、その中でも特に強いインパクトを与えています。雑誌をめくるとちょくちょく広告に出くわしますが、これ程のものはなかなかないと思います。しかも、ただインパクトが強いだけではなく、ずーっと見ていても美しい。目元にブラックという、一歩間違えば痣っぽく見えてしまう色を使っていても、決して怖く見えず、むしろ潔くてかっこいい。この公告のメイクを手がけたメイクアップアーティストの人は、その微妙なさじ加減を心得ている人なのだなあと尊敬してしまいました。

 こう書いてしまうと、私たちの日常メイクに取り入れられないんじゃないかと思ってしまいそうです。しかし、こういう素晴らしいメイクだからこそ学ぶものも大きいですし、やりがいがあると思います。様々な素晴らしいメイクをたくさん見れば見るほど(なるべくじっくりと観察!)、どんな風にメイクしているのかを想像しやすくなり、写真を見るだけで例えば、どんな色のアイカラーを使っていて、どのくらいの幅まで入れているか、などが分かってきます。

 このアストラーレな女性のメイクを日常メイクに気軽に取り入れられるように、先程クローズアップしたものにアレンジを加えました。見てみてください(下の項目参照)。
 やっと本題に入ったという感じですが・・・(~_~;)アストラーレな女性を見ていただいてから、マスキュリンスタイルのメイクをする方が、イメージが湧きやすいと思い、このようになってしまいました。ごめんなさい。

 それではこれから、アストラーレな女性のメイクにアレンジを加えた、マスキュリンスタイルのメイクのポイントをご紹介します。先程クローズアップした、アストラーレな女性のメイクと一緒にご覧ください。

◆ベースメイク・・・アストラーレな女性の肌色を、そっくりそのまま真似しないように!顔だけ浮いて不自然になってしまいます。自分の肌色より1段〜1.5段暗めのファンデーションを塗るようにしてください。あとはアストラーレな女性のメイクと同じ。
 
◆アイメイク・・・TPOによって、ブラックのシャドウの塗る範囲を変えます。ナチュラルメイクから華やかな場でのメイクまで、段階を示しておきます↓。
 
*段階1.上まぶたの目の際だけ+下まぶたの目じりから1/5の範囲

*段階2.上まぶたの目の際から二重の線(一重や奥二重の人は、うっすらと線が入っている)の少し上まで+下まぶたの目じりから1/3の範囲

*段階3.上まぶたの目の際からアイホールまでグラデーションする+下まぶたの目じりから1/3の範囲

*段階4.アストラーレな女性のアイメイクと同じ。段階3のようにグラデーションせずに、目の際からアイホールまで濃さが均等になるようにのせる。

◎眉下や下まぶたの目頭など、ブラックのシャドウを塗らない部分に、イエローゴールドのハイライトをプラスし、立体感を出します。
 
◆リップメイク・・・アストラーレな女性のメイクと同じでOKです。
※このページを読む前に、お手数ですが、「2004/05年秋冬のメイク」、“マスキュリンスタイル・・・強さと優しさの共存”の部分をお読みください。
 最近、アストラーレな女性のことが知りたくなって検索してみました。検索したら思ったよりもすぐ出てきて、もっと早く調べとけばよかったなと思いました(*_*;すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで少し紹介したいと思います。

 ★ユージニア・ヴォロディーナ(Eugenia Volodina)
  *国籍     ロシア
  *誕生日    9月17日(私の誕生日と一日違い!)
  *身長     179cm
  *スリーサイズ  81-63-92
  *主な広告   グッチ、ドルチェ&ガッバーナ

 
 コレクションの写真を見ると、見覚えのある顔が・・・。やはり今まで無意識の内に目にしていたんですね。アストラーレな女性だとは全然気が付きませんでした。それにしても驚きの変身っぷり!他のビジュアルを見ても、やっぱりアストラーレの時のメイクが一番似合っているような気がします。   
→ユージニアの他のビジュアルはここをクリック