レディスタイルは、ノーブル(高貴)さが漂う、育ちのよい女性。立振舞や仕草が、優雅で気品があって、生まれてから今まで、本物で上質なものしか身につけたことがないという印象を醸し出している、ブルジョワ(お金持ち)でラグジュアリー(贅沢な)な印象の女性です。でも、これだけ聞くと、なんだかお高くとまり過ぎていて、周りの人が近寄りがたい印象に私は聞こえてしまって、私はあまり好きではありません。
 
本当に育ちのよい女性とは、いくらお金があって、いい物に恵まれていても、周りの人に細やかな気配りができ、いつも感謝の気持ちを忘れない女性なのかなぁと思います。自分の周りが上質なものに囲まれ、お金がたくさんあると、物やお金に固執しすぎて、自分を見失ったり、自分を支えてくれる人のありがたさというものが分からなくなってしまう人もいるかもしれません。あと、何かに満たされない思いや寂しさを、物やお金で補おうとする人もいるでしょう?(例えばマリー・アントワネットのように(そういう人だったですよね?違ってたらごめんなさい(~_~;)))。物やお金はあくまでも自分を演出するひとつの道具と考え、自分にとって大切な人を一番に思う。そんな人が本物のレディになれると思います。
 ブルジョワやラグジュアリーさを感じさせる雰囲気は、実際に、お金持ちだとか贅沢だとかは関係なく、やはり、周りの人を大切に考える、思いやりのある姿勢や、優雅で気品のある立振舞や仕草が自然に作り出すのだと思います。本物のブルジョワやラグジュアリーさを持っている女性は、そういったさりげない要素がしっかりできてこそ成り立つものなのではないでしょうか?
 
 

 

 
 2004/05秋冬は、全体的に04年春夏のフェミニンテイストを引き継いでいながらも、春夏の元気な明るさや幸福感とは打って変わって、エレガントでクラシカルなレディスタイルが注目されています。また、レディスタイルの女性らしさに対して、マスキュリン・マニッシュ(男性的)や、シャープなど、男らしいスタイルも登場しています。一方では、ワイルドでクールなパンサー(ヒョウ)スタイルも見逃せません。
 
 
 ↑の文で紹介した、レディ、マスキュリン、パンサーの3つのスタイルになるためにはまず、メイクやファッションに取り入れる前に、精神的な面からなりきろうとする事が大切だと思います。たとえ、メイクやファッションでそれぞれのスタイルを完璧に取り入れたとしても、心がそれについていかなければ、見ている人が違和感を感じてしまい、人目にはそれがすぐ分かってしまいますものね。そうならない為には、自分がなりたいスタイルのお手本となる人(女優でも身近な人でも)を見つけて、よく観察してみてください。一番大切なのは、自分がなりたいスタイルに”なりきろうとする気持ち”です。「私は○○になりたい!」という気持ちが強ければ強いほど、自分自身が変わるための”原動力”につながると思います。

 でも、「自分がなりたいスタイルになる」ということは、結構勇気が入ることですし、躊躇してしまう人も多いかもしれません。自分が憧れていて、そのスタイルに少しでも近づきたいのだけど、なかなか一歩が踏み出せない。そんな人は、完璧にそのスタイルになりきろうとはせず、まずは、メイクやファッションに、自分がなりたいスタイルのエッセンスをほんの少しだけ取り入れてみてください。これから、レディ、マスキュリン、パンサーの3つのスタイルになるためのメイクのポイントを紹介していきますが、その中から自分が取り入れやすいテクニック(エッセンス)を選び、実践していって、慣れたら取り入れるテクニックの数を少しずつ増やしていくのはいかがでしょうか?私が紹介するテクニックが参考になるかどうか分かりませんが、少しでも取り入れてくださったら、とてもうれしいです。



 
 1920年〜30年辺りのデカダンス(退廃的なさま)なファッション・メイクや、中世の貴族のように、優雅で女性らしいスタイルも注目されていますが、私的にはあまり気分ではありません。(すみません(-_-;))なぜかというと、今の軽さに対して、デカダンスや中世の貴族風のスタイルは、厚ぼったいし、重く感じるからです。けれども、それらのスタイルを全否定しているわけではありませんよ。こういった、インパクトがあって、厚みのあるスタイルは、ベースとなるイメージの中に、ほんの少しだけスパイス的に取り入れれば、昔のスタイルを取り入れてはいるんだけれども、古臭くない、全く新しいスタイルが完成するのではないかなぁと思います。
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 マスキュリンやマニッシュなどの男性的なスタイルは、一口に言ってもいろいろあると思います。例えば、無邪気で少年っぽいものだったり、大人の渋みを醸し出しているダンディな紳士のようなスタイルだったり・・・etc.けれども、どの男性でもどこか共通している部分というのはあると思います。私が思うにそれは、包容力とか強さとかではないでしょうか?私にとって、包容力と強さがある人とは、ピーンと背筋が伸びていて、人にあまり頼ろうとせず、自分の力でやり遂げようとする人。身も心も自立しているという強さがありながら、周りの人々を守り、包み込むような優しさがある。そんなイメージを持ちます。本当の強さと優しさは、両方があってこそ成り立つものではないでしょうか ?もちろん男性でなくても、こういった強さと優しさを持った女性はいますが、それだけではなんか物足りない感じがします。本当に目指したいのは、ダンディとレディの両方のスタイルが共存した新しいスタイルです。さっきも言ったような包容力と強さに、センシュアル(官能的)さや、媚びない甘さをほんの少し加えると、とても魅力的な女性になれるのではないかと思います。男はこれを着る、女はこれを着るといったように、男女間でファッションのスタイルの制限が徐々に無くなってきている今、遊びっぽく、そしてさりげなく、男性的な要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?



 
 パンサースタイルは、文字通り、野生のヒョウのように、クールだけれど、内に秘めた情熱も持ち合わせている女性。野生の獣が、狙った獲物を情熱を秘めたクールなまなざしで捉え、敵と真正面から対抗するのと同じように、プライベートでも仕事でも、目標を定めたら、それを達成するために、真摯にがんばる。けれども、他人の目に”余裕がない”と映ってしまったらクールじゃないし、確実に獲物を捕らえる野生のヒョウのようなスマートさはなくなってしまいます。
 あくまでも、本人はがんばっているんだけれど、何かに向かってがんばることで余裕が無くなるわけじゃない。他の事が手につかなくなるということはない。そういう人は、私にとって憧れの人でもあります。(私的な意見が入ってしまってすみません。)そういう人は多分、自分の中にある、目標を達成しようとする情熱を、心の中でものすごい炎を上げて燃やしているのだけれども、それは内に秘めておいて、決して他人には見せようとしない。でも、その人を傍から見ると、普段とはちょっと違うが分かる。一番違うのは”瞳”。その瞳をパッと一瞬だけ見るとクールだけれど、ジーっと見ていると瞳に雫を一滴、たらしたかのように艶めいていて、クールさを装っている瞳から少しずつ熱気が伝わってくる。
 クールなのに情熱的、また、セクシーなのにマスキュリンetc.そんな相反する二面性を持った人はパンサーウーマンです。