12月初旬、木々にはまだ黄色やオレンジの葉がひしめき合っている頃・・・。
家の後ろにある道路付近を散策してみました。私の家の周りは、家のすぐ右に桑畑、後ろには竹藪、そして、さらにその後ろには草木がむくむくと生えています。その草木の間に道路があるのですが、コンクリートの重く冷ややかな質感が際立って場違いに見えるほど、周りにはその質感を覆すかのように草木が重なり合って、空の隙間を埋めようとしています。この時期は、それが徐々に薄れてくる頃です。
       Everything is me
                                  

いつのまにか

自分のカラダを傷つけていた
 
自分を特別に見せるために

これがワタシだって?

本当の自分を隠そうとしているだけじゃない




いつのまにか

自分のココロを傷つけていた

この傷は自分探しのせいで

できた傷なの?

もろすぎる



これはすべて幻覚

思い過ごしだった

自分の眼の動き 手の仕草 笑い方

ワタシの動くところ 感じること

すべてが自分 すべてが個性 すべてが特別 





 
        ケモノ因子



もう落ちる所はないんです

だからしがみつかなくていいんです
 
誰にも 何にも



随分ラクになったもんだ

今だから言える

最初から手離しときゃよかった



ここから見える人間たちは

欲求不満に吠える

ケモノにしか見えない



人の顔色窺う

ずる賢さがあるくせに

本能剥き出しで



感情の細菌に蝕まれながら

剣を振りまわす

俺のケモノ因子を殺すために



そう いつか いつか

そんな化け物を

この世からすべて消し去ってしまえ



そして俺の好きなもので

スキ間を埋めつくすんだ


 
       Magnets attract



彼と彼女は引き合わされた

それは偶然か運命か?
 
二人はすぐさま惹かれ

互いに染めあう



男と女には磁石のようなものがついていて

色と方向と触れる場所が合わなければ

突き放されていく

磁石よりも複雑でドキドキするもの



くっついて 離される その繰り返し

なんだか儚いようだけど

人々はそうやって自分自身を変えてゆく

磁石はいくらでも変幻自在なんだ



今日も誰一人として同じものはない磁石を掲げ

世界中の男女が引き合いを求めていく




 これは言うまでもないですが、柿の木(しかも渋柿らしい)です。遠くから見ると、この橙色の柿が水玉に見えてきて、何かの模様っぽく見えます。また、水玉に触手(木の枝)が伸びてきて、絡みつきながら支えているというふうにも見えます。あくまでも私的な変な見方です(~_~ )
 
 ところで、この柿の木と上の詩の内容に何の共通点があるのかと疑問に思うかもしれません。これもこの写真を見て思った、単なる思いつきにすぎません。木に生っている柿は、遠くからだとどれも同じ色形をしているように見える。でも、近くで見て、手に取ってみると、必ずどこかに傷がついていたり、色がまばらだったり、中には熟れすぎて中身が露出しているものもある。これは雨風や鳥などの外敵のせいでできたものだと思うのですが、それを自然現象として捉えずに、自分で勝手に、この柿はわざと外敵に傷つけられるために木に生っているのだと考えました(“考えてしまった”の方が正しいのかもしれません)なぜ柿は傷つけられたいのか?単に他の柿と同じなのが嫌だから。自分はひとりしかいない。自分と同じ存在がいないようにと願っているのかもしれません。柿を含めた植物すべてに魂が宿っているなら。私たち人間も、個人差はあるにせよ「自分は他人と違う部分(個性)が欲しい」と思うときもあるのではないでしょうか。
 この詩の「ケモノ因子」とは、自分が人に接してきて感じた、嫌悪感の集まりみたいなものでしょうか。その嫌悪感を抱く対象は、ほとんど自分自身だったりすることもあるのですが・・・。そして、そんなことを自分に感じてしまうと、自分が嫌いになっているんじゃないの?と改めて思うのですが、結構そうではなくて、今の所どっちつかずだったりします。「好きでも嫌いでもない。」みたいな。でも、「これだけはできる!!」という自信だけは捨てずに生きています(笑)結局自分が自分で嫌になるところも、人間に抱く嫌悪感も、一生無くならないので、私はそれを認め続けることが唯一の救いだと思っています。単なる思い込みかもしれませんが、嫌なところから眼を背けていると、なんだか嘘をついているような気がしてきます。嫌なところを忘れることができれば人生がラクに送れるかもしれないけど、これから自分が知らず知らずのうちに作っていく嫌なところに気づかなくなって、もしかしたら本当に嫌なものの塊みたいな人間になってしまうかもしれません。そうなるくらいなら、嫌なところと死ぬまで一生を共にしていく方がいいのかもしれません。
 いきなりですが、今まで恋とか愛とかを知らずに育ってしまった人間なので、こんな謎な詩(しかも恋愛絡み)のものを偉そうに書けたもんじゃないんですよ(笑)だからすごく恥ずかしいです。ごめんなさい。たくさんの葉が枝から落ちていく様子を想像して、率直にそれがなんとなく恋愛に似ているのではないかなと思い、書いてみました。葉が枝から落ちていく間、他の葉とぶつかり合って・・・それから磁石の引き合いを連想しました。

★私のヘンテコな詩に最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました(*^_^*)感謝です!感想等ありましたら、教えてください。