何が何でも住民投票‥議会制民主主義の否定か
前回の合併破綻から‥各市町では新合併法での第2ランンドに突入する訳だ。過日、杉戸町では春日部との合併を訴えた町長が誕生した。同時に「春日部との合併の是非を問う」住民投票を訴える直接請求が提出され、賛成多数で可決された。
杉戸町は3年前にも‥合併に関する住民投票を実施、春日部派が約3000票余り上回った。また、今回の町長選挙でも春日部との合併を訴えた候補が大勝している訳だ。この上、また更に「春日部との合併の是非」は必要なのか、とは個人的には思うのだが‥地域事情もある訳だ。
幸手市の動向は‥
市長リコールまでして‥久喜、鷲宮との合併協議に臨んだ幸手市は前回の破綻から、その後の幸手病院の久喜移転問題で久喜市との関係が悪化の一途をたどっている。
改選された議会構成では‥大幅議員削減がされ(15名)、現市長与党派少数を余儀なくされている。いわば前回の久喜、鷲宮合併否定派が多数を占めているということだ。議長をはじめ、その他議会役職も反市長派という訳だ。今年10月に市長選挙があるが結果いかんによっては、今後4年間は合併協議については前進できないのではないか、と個人的な思いもある。
一説によると‥チラホラではあるが、幸手市、栗橋町、五霞町との合併枠組みの声も聞えてくる。私に言わせれば、いわば「残り物連合」のイメージが強い合併枠組みということだ。
一時しのぎの気休めにはなると思う‥が早まるでない‥将来的な展望はまったく望めないと思う。それより、なにより向こう(五霞)が相手にしてくれるかが先決だ。
圏央道連合‥何故、久喜、菖蒲町の合併議論が先行しているのだろうか‥圏央道久喜インターを中心とした工業団地開発ゾーンを見込んでのことだろう、と私的には思う。久喜、菖蒲工業団地を更に北側に延伸した工業団地ベルトゾーンが急ピッチで進んでいる。また久喜ヨーカ堂から鷲宮南部商業ラインの開発も終結しようとしている訳だ。‥賢者は自ずと判断できるものと思う。
皆さんが安心して暮らせるまちづくりを目指す合併議論をすべきで、前回のような「自分たちの生き残りだけ」なんてことは絶対あってはならないことだ。