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埼玉県市町村振興協会とは‥
皆さん‥宝くじはどこが発行しているのか、ご存知でしょうか‥。
恥ずかしながら‥このジャンボ宝くじの問題に首をつっこむまで、大々的に販売している某銀行系企業か政府直轄機関の(財)宝くじ協会が発行しているものだとばかり思ってました。
しかし、宝くじを発行できるのは‥都道府県と政令指定都市だけなんですね。地方自治体が単独、もしくは共同で発行するようになって、今日に至り、現在、宝くじは「市町村の健全な発展を図るために必要な諸事業を行うことを目的」としているのです。
この宝くじの収益金は、当然のことながら発行している自治体のものなのです。
そして、その収益金の「地域振興」‥を目的としているサマージャンボと、オータムジャンボの収益金を管理しているのが、(財)市町村振興協会です。サマージャンボの売上げは年間約1300億円、前回も述べましたが配当金、諸経費を差し引いた純収益の平均額、約558億円が全国の都道府県に分配され、市町村振興協会の基金として県内自治体に利息を取っての貸付業の資金として運用されております。この業務は昭和54年から始まり、まだ一度も基金は取り崩ししておりませんので、全国での都道府県には、軽く1兆円オーバーの基金が積み立てられております。
埼玉県市町村振興協会はどうなっているの‥?
ご多分のとおり‥理事会というもので運営方針は決定することになっております。理事長、副理事長、理事、常務理事、監事、という役職名があり、正副理事長、理事が各自治体首長の持ち回り人事のというようで、監事が県からの天下り用の職域らしいです。
事業内容はどうなっているの‥?
振興協会の説明によると‥一般会計、特別会計と区別され、サマージャンボ宝くじの収益金は、大災害時などの復旧のための基金としてプールされているのだそうです。プールしておくといっても、毎年数百億円という金額、そこで、地域振興のために、市町村に低利で貸し付けることにして、運用益を得ています。サマージャンボの収益は「何故自治体に交付されないんだ!」というクレーム対策のためオータムジャンボ宝くじが設けられたとも言われております。
一般会計‥これは売上げ規模の小さいオータムジャンボの配分金を運営するものです。主な歳入はオータムジャンボ宝くじ売り上げ配分金約6億円が主な歳入、で歳入合計約10億円から各市町村へ人口規模等による配分金が約6億円、首長、職員の研修補助のほか、昨年は「ごちそう埼玉」という埼玉県内の食文化を紹介する冊子をまとめ、イベントを行っています。
特別会計‥これが貸金業にあたると国税当局から指摘のあったサマージャンボ収益金からの配分金での、運営会計に当たるものです。売上げ収益の配分金が約22億円、今まで貸付ている事業収益が約43億円、歳入合計約65億円を運用、主な事業は50億円を県内市町村に貸付業務をしているだけなのです。その他、市町村職員中央研修所特別会計、全国市町村国際文化研修所特別会計などへの操出金があります。
その外の地域振興事業を見ると‥。
事務能率をはかるために‥各自治体にパソコン5台、プリンター1台寄付した。その額6800万円、各自治体に希望を聞いて寄付したのか、イヤ、一律に同じものです。で単価は、パソコン1台17万円(F社製ノート型)、プリンター1台9万円(R社製A3対応)、本来これは市町村職員の海外派遣事業が諸般の批判もあり中止になったため、それに代わる事業なのだとか。何も無理をしてお金を使わくても、ゆとりがあるのなら各市町村からお金の使い道の希望をとってもよいように思います。
何も中間に配分する組織をおかなくても!
全国的に疑惑の目が向けられているのが‥収益の2割を管理している全国市町村振興協会です。理事のほとんどが、元総務相OB(自治省)、消防庁OB‥。そして、都道府県の振興協会のように自治体に配分する仕事もなく、その資産は軽く1兆円オーバーともいわれています。
その資産の中には‥研修センターがあるというのも、社会保険庁と似ていますね。
何も配分する組織をつくらずとも‥各都道府県に交付された収益金を、都道府県が市町村にそのまま配分したり、事業展開したりすればよいのでは、と考えるのがふつうだと思うのですが。ジャンボ宝くじだけでこんな疑問が‥。
毎年1兆700億円を超える売り上げがあるとされる宝くじ、のこりの宝くじの収益金は、一体、どのように運用されているのかも、気になるところです。
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