柳 生 流 剣 術 系 譜
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下記画像は、佐賀鍋島家における柳生流剣術の系譜図です。

先頭の鍋島紀伊守元茂は、佐賀初代藩主鍋島勝茂の長男。
佐賀藩の支藩(3家)である小城鍋島家7万3千石の初代藩主。
15歳で柳生の門を叩き、柳生但馬守宗矩の高弟として、将軍家光に稽古をつけたこともある腕前。

次が鍋島加賀守直能。小城二代藩主。

そして、鍋島大蔵。小城鍋島家一門。ここまでが、鍋島一門。

その後は、中野家、百武家、入江家などのいわゆる藩士層へと続いています。

ちなみに、この系譜を差し出した百武善右衛門は、
五州二島の太守といわれた龍造寺隆信の時代、龍造寺四天王といわれた百武志摩守の子孫であり、
龍造寺家が衰退した後、佐賀藩士として幕末まで続いていた事が伺えます。