skyコラム
友人が新潟で政令都市・横浜の中田宏市長の後援会に入っています。sky360もときどき中田さんのホームページをのぞきます。「横浜から日本を変える」と豪語している通り、なかなかのパワーで「地方分権は国から与えられるものではない」と次々に打ち出している新たな試みは注目に値します。

ウォール街から故郷の島根県に帰って出雲市長になった岩国哲人さんも
「島根発」のユニークな政策を敢行した首長でした。「従来のような霞が関発の分権では意味がない。主権はもともと在民、国民の側にあったもの。霞が関に分けてもらう筋合いのものでない。いまこそ権限も財源も利子をつけて返してもらうとき。つまり“分権”ではなく“返還”」との主張は市民の喝采を受けました。
岩国さんはまた「紙とエンピツの霞が関行政を(先端と考え)県が下請けし、それを市町村が孫受けする構図は間違っている。行政は“最大のサービス産業”である以上、住民という顧客に一番身近で接する市町村こそが先端でなければならない」と歯切れよく訴えた人でもありました。

全国には他にもこうした知事、市町村長がいっぱいいます。

篠田昭新潟市長も同じ挑戦をしている一人です。当面する合併、市役所改革が少しぐらいつまずいたとしても、もっと大きなものに挑戦している価値は決して下がりません。いま篠田市長はそういう位置にいる政治家といえるでしょう。
2004年年頭、sky360はあらためて篠田市長にエールを送ります。
<2004年1月1日更新>
「しのだ」の挑戦は全国区
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