政令市目指す合併協定書 14日調印
<3月13日更新>
篠田市政 大きな成果
新潟市など12市町村は、14日合併協定書に調印。05年3月21日の合併期日に向けて最後の詰めに入ります。
調印後、新潟市議会は臨時会で、他の市町村は3月定例会で「廃置分合」を議決して合併を確定させます。
新潟市は、これとは別に新津市と合併するための法定協議会を設置して、先行グループに新津市を迎え入れる準備を進めます。新津市議会は先の市長選、住民投票で「合併賛成」の民意が確定したのを受けて、3月定例会最終日の25日に新潟市との法定協設置議案を可決する見通しです。
篠田市長が就任して1年余、早くも公約の柱の一つだった広域合併の調印にこぎつけたことは、鮮やかな成果です。
篠田市長は開会中の議会で「合併―政令市づくりは手段。達成すべき大きな目標は“新潟に生まれ、暮らし、生きていてよかった”と市民に思っていただくこと」と繰り返し述べ、「合併―政令市を契機として行政のスリム化と市役所職員の意識改革に不退転の決意で取り組む」と次の課題を明らかにしています。
新潟市は合併・政令市担当の助役を国から起用することにしました。総務省出身で内閣府にいる大泉淳一氏(42)が内定しています。
12市町村合併協定書に調印
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市町村議会で廃置分合議決
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県知事へ申請
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県議会の議決 知事の決定
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総務大臣への届出と告示
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合併施行(05年3月21日)
<3月22日更新>
新「新潟市」へ あと一歩
新潟周辺の市町村が新潟市への編入を決める廃置分合などの議会議決が3月議会で順調に進みました。新潟市も24日からの臨時議会で仕上げの議決をします。
このあと12市町村長が連名で知事に申請。県議会の議決と知事の決定、総務大臣の告示で合併施行となります。
来年3月21日に誕生する新「新潟市」は、人口71万3000人、世帯数25万5000、面積571.67平方キロです。
新潟市と新津市の合併協議
も今月中に動き出し、来年3月には12市町村と足並みをそろえ、07年4月1日には一緒に政令市に移行する段取りです。
合併協議の先頭に立った篠田新潟市長は「全国にいい形を示すことができた」と胸を張っています。
◆篠田新潟市政2年目の予算案が19日の市議会で可決されました。
<3月28日更新>
政令市への胎動を祝う
――あきら会第2回総会――
篠田昭新潟市長の後援会「あきら会」の第2回総会・懇親会が 27日、新潟市のホテル新潟で開かれ、同日までに広域合併―政令市を確実にした篠田市長の苦労を多とし、さらなる支援を約束し合いました。
総会では、議事のあと篠田市長が与田一憲さん(新潟商工会議所政令指定都市推進特別委員長)の進行で「合併から政令市への展望」を講演しました(写真)。
懇親会には近隣市町村の首長、議長なども顔を見せ、出席者は 350人に。長谷川義明さん(前新潟市長)の来賓代表あいさつ、小川竹二さん(豊栄市長)の乾杯の発声で和やかな懇親に移り、政令新潟市の胎動を祝う歓談が続きました。
会の中締めには、しのだ選挙を支えた青空ネットの清水義晴さんが立ち「新潟に青空を呼ぶあきら会の発展を」と述べました。