なぜSUNCON は信頼性が飛びぬけているのか?
 電解液安定性が他社より優れているのか???
 
サン電子工業さんには申し訳ないのですが、業界であまり有名でないSUNCONブランドがなぜこんなに各特性が優れているのか。
私なりの推測として、サン電子工業さんは日本国内製造にこだわっているから・・と推察します。
 
他社(一流メーカーさんも含めて)製品は、コストダウンと組み込み製造拠点のアジア進出にむけて、多くの高級デバイスの製造をアジアの拠点に移してしまいました。
 
ですので、材料(特に命となるのは電解液)を中国やインドネシアの現地材料に切り替えてしまった感じがします。(SUNCON製品は私の知るところ全製品日本製)
ご存知の方も多いですが、別メーカーのオーディオ専用コンデンサも2011年にアジア製造に移行してしまったのです。(その結果、傷、ヘコミなど不具合が多発)
 
電解コンデンサにとって電解液は諸特性を決定してしまう重要な要素です。その意味で末永く信頼性と品質の安定をMADE IN JAPANで供給されることを望みます。
 
オーディオ評論家さんとの意見衝突
オーディオ専用電解コンデンサには105℃品はありえない・・・何人かのオーディオ評論家さんと以前議論になった際、表面のフィルムを剥がして電解コンデンサのメーカーやグレードを分からなくして音の良さ品評会サンプルを作成しました。
「ノイズが減った・・・」と選んでくれた方全員が選んでくれたのは105℃ SUNCON WA/WGシリーズでした。
 
音が良くなる(ノイズが減る)のは当たり前で、高周波特性や内部抵抗の低さ(100KHz帯域までフラット)の特性は伊達ではなかったと考えています。
 
下手な海外生産製品のオーディオ専用電解コンデンサを使うぐらいなら、SUNCONのWA/WX/WG/SWGシリーズが最高であるとおやぢは考えるのです。
 
別にSUNCON以外の製品が悪いと言うことを申し上げるつもりはありませんが、経年変化、品質の安定度を考えますと日本製の電解コンデンサは良いですね。
 
皆様も購入する電解コンデンサは日本製かどうか確認することが必要かと思います。
海外製品も信頼性は同じ・・・それは間違っています。
SUNCON との出会い
 
以前オーディオメーカーに勤めていた時代にTV設計課に移籍た際に信頼性を要求する場所にSANYOの電解コンデンサを使用していました。
ブラウン管TVの水平駆動回路など過酷な仕様が必要な部分にはSANYOの電解コンデンサが会社の指定でした。
(他の場所は無名メーカー品が標準)
当時、三洋製電解コンデンサはコスト面と信頼性の二面性を備えていた記憶があるのです。
 
その後長い間設計職を続けていた際にそのことをすっかり忘れてしまい、メーカーにデバイスを供給する業務を担当した際、たまたま三洋電機の担当者さんが間違ってICのデータブックを要求したのに電解コンデンサのデータブックを送ってきたのが二度目の再会のきっかけになりました。
 
2003年、インターネットが盛んになり、音楽配信事業用の中継サーバーの電解コンデンサが「使用中にパンク」する事故が多発し、替わりに三洋ブランドのWGシリーズを採用したところ、他のメーカーには無い信頼度と無事故の連続成績を更新したのには関係者も驚きを隠せませんでした。
 
日本国内にも多くの電解コンデンサメーカーが有りますが、高周波低ESR特性、その初期性能の長さ(他社製は初期性能が優れていても経年変化速度が速い)
カタログ表示のメーカーによる違いから、数値の上では飛びぬけてはいませんでしたが、他の一流メーカー製品よりはるかに安定したパラメーターには私も驚いたものです。
SUNCON
 
SUNCON(サン電子工業)さんの電解コンデンサは超一流です。
 
ご存知の方も多いと思いますが、以前はSUNCONは旧 三洋電機の傘下にあり、SANYOブランドとして三洋電機グループにありましたが、三洋電機がPanasonicグループ傘下になったことでサン電子工業株式会社として独立することになりました。
メーカーサイトはこちら 
 
その製品グレードは高く、三洋電機時代の長い歴史とノウハウに支えられた製品の完成度、寿命の長さ、信頼性は抜群で、私の知るところ、他の電解コンデンサメーカーをはるかに越える技術水準を持ち合わせています。
 
第一種医療機器(病院の手術室で使用される人命にかかわる機器類)にも採用され、大型産業機械や業務用サーバーなど、信頼性が要求される製品に組み込まれるため、あまり民生機器にはなじみが薄いのですが残念です。
あまり秋葉原ではお目にかかれない逸品です・・のが残念!
 
しかしながら、液漏れや発火事故の皆無、電解液の安定性のすばらしさは他のコンデンサメーカーでは良くある事故も無く、私の知るところ最高級電解コンデンサメーカーとしてお勧めするものです。
バリエーションとしてオーディオ用が無い、端子型の大型タイプが無いなど弱点もあるのですが、技術の全てを「信頼性」に集約している真面目なメーカーと言えます。
 
たとえば、他の電解コンデンサーメーカーでは公称容量や内部抵抗値など重要なパラメーターに関して「初期性能」の表示しか行っていませんが、SUNCONさんは定格寿命範囲で保証値を記載しているところなど本格メーカーとして倫理感が強いのです。
 
以前、各種パラメーターを製造メーカーに紹介する業務を行っていましたが、スペックの表示方法が保証値を示しているなど真面目なところが目立ちます。
 
 
同じ日本一流メーカー品でも、海外生産品はグレードが激しく落ちたり、不良LOTの混入などの事例が多いのです。
たしかにメーカーは日本のものですが、現地生産基準の甘さが品質基準として日本と異なるためと考えられます。(ある意味、日本の出荷基準が厳しすぎるのでしょうね。そんな感じを受けるときがあるのです)