近年マンションブームでRC(鉄筋コンクリート)建築物のマンションが数多く立ち並ぶようになりました。躯体を造る上でコンクリートはもはや必要不可欠です。我々が造っている木造住宅の基礎ももちろん鉄筋コンクリートです。
ここではコンクリートを住宅の主構造に使用した(RC建築物)場合に起きている弊害を記します。
決して一方的な偏見や見解ではなく事実のみを記しております。
呼吸しないコンクリート
コンクリートには温度や湿度の調整機能がありません。というより湿度を次から次へ吸収し室内を乾燥させ湿気を吸い取ってしまいます。湿度が低いということはインフルエンザウィルスやその他の有害なウィルスが活発に活動できるということです。
底冷え
床にコンクリートを直接利用し、その上に薄いフローリングやひどい場合フローリング風のビニールシートで覆っているマンションを数多く見てきました。
コンクリートは熱容量(熱を蓄える大きさ)が大きく「石の上にも3年」ということわざがあるように、体温を著しく奪い取ります。直接コンクリートに触れていなくても「輻射熱の移動」という現象が常に起き、離れていても体温を奪い取ります。
また熱容量が大きいので、日中熱くなったコンクリートは長時間かけても放熱しきれません。したがって夜でも昼間の熱さが残ります。
大きな熱伝導率
コンクリートは 杉の12倍 鉄は483倍 の熱伝導率があります。これはコンクリートが火災などに対し弱い上に相棒の鉄(鉄筋)もさらに熱に弱く、火災時の消火活動に余裕がない危険な面があることを示しています。
鉄は火災発生後約5分で強度が半分以下になり、10分後には10%の強度しか残らなくなってしまいます。
子マウス実験が裏付けた生物に対する害
無機質材(おおざっぱに言うと燃えないもの)や化学製品はプラスイオンを室内に放散します。もちろんコンクリートもそうです。しかしそればかりでなく空中を飛び交う電磁波を吸収して室内に持ち込みます。
静岡県木材協同組合連合会が、子マウスの生後23日の生存率を 材料別の箱で実験したところ、木製85.1%金属製41.0%コンクリート製6.9%という結果を出したそうです。
劣化が早い日本のコンクリート建造物
世界で起きるマグニチュード6超の地震のうち20%は日本で起きています。それゆえ耐震基準が非常に厳しく、日本の鉄筋コンクリート建築物の構造体にはすさまじい量の鉄筋が入っています。しかしこの過剰な鉄筋の量のせいでコンクリートがうまく流れず躯体内に空洞が出来やすく、型枠に一番近い鉄筋のかぶり厚さも充分に確保するのが難しい状況となっています。
そのため鉄筋が外部の水分や空気に触れ腐食しやすく、外国の鉄筋コンクリート建造物は100年以上の寿命があるのに対し、日本の場合50年も持たないといわれています。新幹線のトンネルの破損落下や亀裂の拡大をはじめ数々の事故が報道されているように近年のコンクリート建造物の状況は深刻なのです。