この事業の目的は、地域で採れた木をもっと積極的に使っていこうというものです。これを活用すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
@ 経済的負担が軽くなる
柱100本は約30万円相当です。この分まるまる得する訳ではありません。
このプレゼントを受ける為には、柱以外で家全体の60%以上の地域材を使わなければなりません。
輸入材より地域材のほうが若干ではありますが、高価です。しかしその分を差し引いても得することは間違いありません。
A家が長持ちする
科学的な立証はされていませんので、話半分で読んでください。でも昔から言われていることですので、信憑性は高いと思います。
生き物というものは、生存する為に環境に適応していく不思議な力があります。木も同様でその土地の害虫や菌、気候に抵抗して何十年も生きています。そのため、地元の木には地元の気候や害虫に対する抵抗力が、他の木より強いといわれています。
これと逆のことはすでに立証されています。湿気がなくシロアリもいない北欧で育ったホワイトウッドは、日本の害虫や気候に全くといっていいほど抵抗力が無く、すぐに腐ってしまうことが、これに着目したたくさんの方々の実験によって証明されています。
B地球に優しい
当然のことですけど、地域内で伐採、製材、使用される為、流通距離が少ないので、はるか海の向こうからやってくる輸入材に比べ輸送に消費するCO2が圧倒的に少なくて済みます。
C災害抑止にも貢献
静岡には伐採適齢期を迎えた木が多くあります。その木を切らずにいたほうが良いと思いがちですが、実は逆です。
地元の木を使わないと、林業をする方が生活できないので、山に手入れに行かなくなります。すると放置された山は小さな木が乱立し日光が充分行き届かず、やせ細った木ばかりになってしまいます。そのような木は根がしっかり張らない為、土砂崩れの原因となるのです。
木を伐らないのではなく、バランスの良いタイミングで木を伐って、山を新陳代謝させることが災害を抑止させることになり、若く活発な木が光合成を活発に行うことでCO2を減らすことにもつながるのです。
D花粉症対策
多少効果が疑問視されていますが、近年花粉症になりにくいスギの植林が行われるようになってきました。現在生えている花粉症になりやすい木を使ってしまうことでそれらに植え替えることが出来ます。