私の属しているグループが計画している東日本大震災救援の会議があるので出かけようとしていたところ、突然友人T君から電話があった。
明日(3月31日)福島県に二つの目的で行くので手伝ってほしい、場合によっては1泊になるかもしれないのでテントを持って行く、シュラフの用意も、というものだった。私は、明日・明後日は空いているのでお手伝い可能と返事をする。
福島県行きの目的の一つは、T君が関係する科学者のグループが「暴走福島原発のなるべく近い所に放射線無人測定器の設置計画をしているので設置場所を下見すること。
もう一つは、二人の日本特派員、シンガポールのFさんとスリランカKさんが同行し、福島県の震災の現状を取材して自国の新聞社に記事を送ることである。
3月31日・四時半に朦朧とした頭で起き上がり行動開始。同行の4名は池袋で集合。最初に首都高速・外環・常磐道でつくば市に向かう。目的は高エネルギー加速器研究機構(KEK)の所長・鈴木氏から放射線吸収量測定器APJを借りることである。(東電は作業員全員にAPJを付けさせるのを怠っていたと先日報道があった。なんたる人命軽視!)
筑波で小林氏に会いAPJを借り早速、それぞれが胸にぶら下げ、再び常磐道でいわき市に向かう。
岩城中央ICまで走るが、この先は通行不可ということで降り、一般道を北上する。
海岸沿いのいわき市四倉(以下地名は最終頁地図参照)まで行く。ここから北は自動車通行止めになっている。
四倉の惨状を見て回る。海岸の施設はめちゃくちゃに破壊されている。海岸傍の空地には前部と後部がつぶされた車が集められている。まるで激突した事故車のようだ。