お焼香編
ここでは、浄土真宗の作法について、イラストを交えながらご紹介していきたいと思います。
ここで説明する作法は、『浄土真宗本願寺派』の作法です。
仏教では各宗派により、作法についても違いがあり、混同されている方が多いようです。
作法にもそれぞれ意味がございますので、浄土真宗本願寺派の作法をきっちりと身につけたいものです。
みなさんは、なぜ『お焼香』をするのかご存知ですか?
お焼香の意義としては、仏事の前に身も心も清らかにするという意味があります。
古来よりインドでは、香りのよい伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)などの香木(こうぼく)を焚いて、自分の体臭を消し、心身ともに清らかにするという習慣がありました。
この習慣がそのまま日本にも伝わり、供香(ぐこう)という作法になりました。
ですから、仏前、尊前に香を供える作法として、供華(くげ、お花を供える)・供飯(ぐはん、お仏飯を供える)と共に、恭敬(つつしみ敬う)礼拝の心を表す大切な作法ですので、きちんとできるようになりたいものです。
左手に念珠を持ち香炉の2〜3歩前まで進む。
そこで尊前に向かい揖拝(ゆうはい)かるくお辞儀をする。
正座をし、香盒(こうごう)にふたがある場合は、右手で香盒のふたを取り香盒の右側のふちにかける。
右手で香を一回だけつまみ、いただかずに香炉にいれる。
この後ふたを元通りに閉める。
合掌・念仏。(念仏は声に出して称える)
礼拝をする。
この後、2〜3歩下がって、揖拝(かるくお辞儀)し退く。
※イラストは浄土真宗本願寺派少年連盟版、『ほとけのこどもカット集』より引用。