第39回 気象予報士試験 合格体験談
030000UTC 4・JUL・2013 気象予報士試験支援会用合格体験記
名前H.Y
合格証明書番号8871
(見出し)
社会人でもやれる合格体験記
(前文)
第39回気象予報士試験の合格率は4%。厳しい結果ですね。でも良いコーチを見つけ要領よく準備すれば、怖くありません。私は文系出身、土日出勤当たり前の社会人ですが、受験支援会のおかげで、合格点に届くことができました。
(小見出し1)
合格体験記を活用し学習方法を決める
(本記1)
学習方法を決めるのに利用したのは、他ならぬ「合格体験記」です。いろいろ見て、時間がとれない自分でもやれそうな方法を探しました。ここを見に来る人は、学科は卒業していると思いますので、実技のみ記します。
@ 市販参考書「かんたん合格テキスト〜実技編」(当会編)を読み、問題を解く
A 10年分の過去問を解く
B @・Aで解いた問題文と模範解答を、「梅雨」や「南岸低気圧」「台風」などのテーマ別に振り分け、ノートの左ページに問題文、右ページに解答文を手書きで写し取った一問一答集を作り、通勤時などに眺める
B のノート作りは手間はかかるのですが、問題の解答パターンを知る上で必須でした。
ただ、これらの方法を半年間やってみたのですが、残念ながら合格には届きませんでした。
そこで、受験支援会の完全Aコースを利用することにしました。
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添削者とのやりとりを工夫
(本記2)
当会を選んだのは、何といってもオリジナル問題の魅力です。
過去問は、出題の範囲や傾向は教えてくれますが、あくまで合不合を選別する目的で作られたもの。
一方、受験支援会の問題は、気象予報士に求められる着眼点や判断ポイントを身につけるための問題です。題材は次回試験で出題可能性が高い近年の実際の事例に取材され、しかも予報士としての着眼点や判断のしかたを教えてくれます。こういう問題、なかなか手に入らないですよね。
答案作成は、実際の試験と同じ日曜の同じ時刻に同じ時間でトライしました。その後模範解答を参照し、「どのように考えて間違えたか」「なぜ読みきれなかったか」という「メイキング(愚痴)」を、解答用紙の余白に「副音声」と題してメモ書きし、採点の際にそれも含めて講評をいただくようにしました。
Aコースは、問題以外の教材類も、作図など受験生の弱点をフォローしてくれる内容が豊富です。正直、ここまで準備して合格しなきゃヤバいと思いました。
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本番は冷静、丁寧な解答を優先
(本記3)
第39回試験の実技は作図や計算問題もあり、ボリュームもあったのですが、あせって雑になるのが嫌だったので、「間に合わなくてもしょうがない」と腹をくくり、落ち着いて丁寧に解くことを優先しました。予報士試験は「予報文を作る力」ではなく、「状況(=問題のテーマ)を正確に把握する」ことと、「題意に沿って過不足なく伝える」ことを要求されるわけですから、気象の解析経験が不足している私には、丁寧にやる以外に方策が無かったのです。
「初めに問題全体を眺めて時間配分する」という人がいますが、わたしはそんな器用なマネはできないので、第一問から順に普通に解きました。ただ、着眼点がわかりにくい問題や計算問題は後回しにしました。
全問解いて残った時間が実技1・2ともに約5分。「合格者は15分前には解き終わる」という話を聞きますが、それは問題が簡単だった回の話です。アセリは禁物。他人の話に振り回されず、自分を信じて冷静にやれば、合格点に届きます。
(小見出し4)
卒業生が気象予報士会で活躍
(本記4)
合格・予報士登録後に日本気象予報士会の会合に参加してみると、受験支援会のOB・OGが何人もいらっしゃいました。勉強会を主宰されるなど中核メンバーとして活躍している人も多く、同じ「荒山門下」ということで、親しく声をかけていただきました。
どうか早く試験を突破してください。気象予報士会で会う日を楽しみにしています。
(終)
W・Nさん
合格証明書番号 8950
今回、私は5回目の試験で合格することができました。今は合格した嬉しさもありますが、今回の試験は出来なくて落ち込んでいたため驚きも大きいです。
学生である私は、学生時代に何か目標を立てチャレンジしてみたいと思い勉強を始めました。3回目の試験終了後、試験会場出口でチラシをもらったことが貴会を知るきっかけでした。
これまで実技試験は過去問数年分を何回も通ることで対応していましたが、これではいつまでたっても合格できないと思いAコース受講を決心しました。受講してみて気づいたことは、これまでの勉強では実技試験を受けるための知識が全然備わっていなかったということです。
また、受講前までは記述する際にどのような点に配慮して書けば良いのか分からず、ひたすら解答を覚える勉強でした。
しかし、貴会の演習問題やテキストを学習することで記述する際にどの部分に配慮すれば良いか理解でき、受講前に持っていた疑問が一気に解消されました。このようにAコースを受講することで知識の習得、記述・解答の際のコツやキーワードの理解、作図の仕方など総合的に力をつけることが出来ました。
小さなことでも質問が出来るという点も非常に助かりました。テキストや演習問題15回分、切手講座などボリュームがありますが計画的に取り組むことで確実に力が付くと思います。
添削課題の点数は平均よりもかなり低かったですが、その後の復習で力を付けることが出来たと思います。まだまだ知識も浅いため今後も復習していく必要があると感じています。またさらに専門的な学習もできたら良いなと感じています。
なかなか結果が出ず、もがいていた時に気象予報士試験受験支援会に出会いました。感謝の気持ちでいっぱいです。丁寧なご指導本当にありがとうございました。まだまだ勉強不足であるため、これからも気象に興味を持ち様々な経験を通してスキルアップしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
S.Kさん 合格証明書番号8936番
〜合格体験談〜
私は6回目の受験で合格しました。今回の試験で最後にしようと思って受験し、無事合格できてほっとしています。
私は気象とは全く関係のない仕事をしており、趣味と興味で勉強を始め、趣味で始めたことだからと何度か勉強を止めてしまおうと思ったことがありましたが、続けて本当によかったと思います。
5回目の受験に失敗した後、もともと支援会の市販テキストを使っていたこともあり、支援会の通信講座を申し込みました。今回の試験勉強はほぼ支援会のテキスト・事例演習のみで勉強したのですが、多分よっぽどひねくれた問題が出ない限り、支援会のテキスト・事例演習を何度も繰り返し勉強すれば合格できると思います。それほど支援会のテキスト・事例演習はよく考えて作られていると思います。
気象予報士試験は兎に角試験の題意に沿った回答をすることが一番重要で、それをすることが意外と難しい試験なのだと思います。どんなに知識があっても、題意に沿わないと点は取れないため、この問題では何を答えなければならないかを把握することが合否の分かれ目になると思います。支援会のテキストを読むと口酸っぱくそのことが書いてあり、今までそれをあまり考えてこなかったことが、私がなかなか受からなかった原因だと今は思っています。
私と同じように仕事をしながら勉強される方は、きっと勉強に割く時間を作ることが一番大変だと思います。通勤電車の中や、土日、仕事が終わってからなど時間をうまく作らないとなかなか難しい試験だと思います。体を壊すこともありますし、勉強がもう嫌になることも多々あると思いますが、「継続は力なり」です。偉そうなことを言って申し訳ありませんが、合格の秘訣を言うとすると「あきらめないこと」、ただそれだけだと思います。
Y.Hさん
8回目の試験での合格で、うれしさとほっとした気持ちの両方で、涙も震えもとまりませんでした。
1、受験動機
イベント等の司会などの喋りの仕事を長い間行っていて、もともと好きなお天気を喋りで活かしたい。という安易なきっかけでした。
実際に勉強を始めると、思っていた以上につらい受験生活で、何度か中断することもありましたが、勉強とともに気象に対する興味が深まり、もっと気象のことを考えたい、知りたいという気持ちに変わりました。
2、合格までの道のり
本腰を入れて勉強を始めたのは2008年の春でした。合格までに4年もの年月がかかりました。
第28回 ×
第29回 受験せず
第30回 一般○ 専門× 実技−
第31回 一般免除 専門○ 実技×
第32回 一般免除 専門免除 実技×
第33回 一般○ 専門免除 実技×
第34回 一般免除 専門× 実技−
第35回 一般免除 専門○ 実技×
第36回 一般○ 専門免除 実技○
3、勉強時間と主なテキスト
仕事のある日→朝1時間、夕方2時間
休日→7時間(10〜17時まで)
睡眠時間を削ることは一切しませんでした。
主なテキスト
学科に取り組む前にお天気のまんがでイメージつくりをしました。
(学科一般)
某通信講座の教材
一般気象学
らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト
気象予報士試験受験支援会の直前対策講座、プリント
過去問題第1回〜35回
(学科専門)
某通信講座の教材
らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト
過去問題第1回〜35回
気象庁のホームページ
気象予報士試験受験支援会の直前対策講座、プリント
(実技)
某通信講座の教材
過去問題10年分
完全Aコース
直前対策の問題(第33回直前対策以降はすべて受講)
専門天気図
気象庁のホームページ
4、勉強の進め方
学科も実技も数え切れないくらい過去問を解きました。
学科はすべての過去問をわからない問題がなくなるまでやりつぶしました。
しかし、一般も専門も何度も免除切れを経験しました。
学科は合格できても実技は合格できないのはなぜだろう・・・と心が折れそうになりましたが、そんなときに完全Aコースを受講し、一気に道が開けました。
Aコースを受講して以来、記述問題をスムーズに解けるようになりました。
第36回試験では問題をじっくり読むことに意識をして数字の読み取りなどのケアレスミスを防ぐことに注意しながら問題に取り組みました。
試験後の手応えは、五分五分。
合格点が下がるという幸運に助けられ8回目の受験で合格することができました。
5、さいごに
私が気象予報士試験を目指す上で感じたことは、「どんなことがあっても諦めない」ことです。
自分のペースで焦らず勉強し、わからないことはそのままにせずに質問をしながら勉強を続けていけばよいと思います。
気象が好きな気持ちを忘れずに頑張ってください!
これからは私も気象予報士として、どんどん活動の場を増やしていきたいと思っています。
女性Nさん
お世話になりました。全然ダメだと思っていたのですが、奇跡的に受かっていました。お世話になり、いろいろ教えていただいたこと本当にありがとうございました。感謝しています。何度もメールをお送りして申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました。
Sさん
ご無沙汰しております。
所用やらで、何度か中断しておりましたが、今回の39回でようやく合格に至りました。(;>_<;)
実際は、一次・学科が足キリ寸前でヤバかったのですが。
今思えば、荒山さんの教材(らくらく突破も含む)から「実技」解答のイロハを学んだ印象を持っています。
と同時に「成功のコツは諦めないこと」であり、「継続は力なり」を再認識しているところです。
九州は今PM2.5で大変そうですが、健康にはご留意されて下さい。
取り急ぎ、お礼とご連絡まで 以上