気象予報士試験受験支援会

33回気象予報士試験合格体験記  転写は禁止です

 

Y.A. 合格証書番号: 7641

 

私は、第33回気象予報士試験に、10回目の挑戦でようやく合格しました。

気象予報士試験の合格体験記は、いろいろな所で見かけますが、2~3回の受験や、1,2年の短期間での勉強で合格された方のものが多く、私のように10回も受験し、合格した体験記は、あまり多くはありません。もし、私のように多くの受験歴をお持ちで、この試験に苦労されている方がおられるのなら、少しでも私の体験記がお役に立てれば幸いです。

 

 「お父さんもそろそろ合格しないとね」

2010124日早朝、早々と志望校の高校に推薦合格した娘の励まし?の言葉を思い浮かべながら、私は通算10回目の気象予報士試験を受けに東京に向かっていた。今回もまたダメなら、今度こそこの試験は諦めようかと思っていたので、正直、気は重かった。

 

思い起こせは、8年前の2002年正月の新聞の折り込みチラシにあった、U社の気象予報士試験通信講座が目に留まったのが、運のツキだった。

以前から、気にはなっていた事もあり、また、正月休みで気持ちに余裕があったこともあり、ホンの軽い気持ちで申し込むことにしてしまった。しかし、この安易な申し込みが8年にも及ぶ困難な道の始まりになるとは、当時は思いもかけなかった。

 

気象予報士試験とは、難しい試験らしいとは、なんとなく聞いてはいたが、それでも少し勉強すれば、だれでも合格できるのだろうと、軽く考えていた。

まさか、10回も受験し続ける事になろうとは…

 

ともかく、U社の通信講座を申し込んでみたものの、日中は仕事や雑事に追われ、勉強時間が取れるはずもないので、夜やることにしたが、長年の晩酌の習慣が簡単に抜けるわけもなく、酒を飲みながらの「勉強」では、ほとんど内容が頭に入る訳がなく、そんな不真面目な「学習時間」が3年ほど続いた。

 

兎も角、実力不足は明白だったが、モチベーションを高めるために、一度本試験を受けてみることにした。

 

初受験は第23回試験であったが、結果は、案の定、学科試験2科目ともに不合格。しかし、不合格通知書を見ると、やはり悔しく、本腰を入れて勉強しなければという気持ちだけには、ようやくなれた。

 

本試験で不合格になってからは、U社だけのテキストだけでは、少し足りないと感じ、ほかの参考書を探すようになり、過去問が多く出ている、「気象予報士試験精選問題集平成17年版 成山堂」が目に止まった。

 

この本の良いところは、各章の終わりに、各問題に対する簡潔で明快な解説が記載されている。この本は大いに役立った。

 

2回目の受験は、初受験から一年後の第25回試験であった。

結果、学科一般は12問正解で合格したものの、学科専門は10点で惜しくも1点足りず、再び実技試験の採点までは、行かなかった。

 

だが、学科試験の採点までは、行かなかった。

だが、学科専門もあと1点で合格なのだから、あとは今まで通り、過去問さえやっていれば、この次は楽勝と思い、専門をおろそかにし、先走って難関といわれる、実技試験対策に取り掛かることにした。

が、その後、2回続けて学科専門試験に10点止まり痛い目にあうとは知らずに…

「急がば回れ」との諺もあるように、まずは順を追って学科試験を順にクリアしていくべきだった。10回も受験する事になったのも、基礎をおろそかにしたためだと思う。

 

 兎も角、試験会場付近でもらった、各受験機関のパンフレットを順に眺めていると、一社だけがどうにもパッとしない、モノクロ両面コピーのチラシがあった。すぐに捨てようと思ったが、チラシに書いてある内容を読むと、他社のカラフルなチラシにはない、具体的な合格実績や実技試験の合格率を示す数字など明記してあり、なんとなく安心できた。

正直迷ったが、思い切って福岡の「気象予報士試験受験支援会」に賭けてみる事にした。

 

 「気象予報士試験受験支援会」のAコース通信講座の申し込むと、早速テキスト3部と実技添削用の実例問題17題が送られてきた。まず初めはテキストを精読し、終わってから添削問題にかかるよう指導があった。

テキストは、学科試験対策で勉強した事もあったが、初めて見る記述や資料も多かった。所々に、各基準値など簡潔にまとめた「重要暗記項目」があり、その部分は完全に暗記するよう求められた。しかし50歳も過ぎると記憶力は、相当落ちている状態で、読んでもすぐに忘れてしまうのには、参った。そこで、学生時代に戻ったような「単語帳」を作り、常時上着のポケットに入れ、ちょっとした空き時間に何回も繰り返してみて、覚えるようにした。

 

やはり、実技例題の記述問題は難渋した。最初は、問題の意味すら、よく理解できず、何をどう答えてよいものか、皆目見当もつかなかった。さらに、何とか考えついた回答も、指定された文字数内で書き上げられず、殆どがオーバーしていた。

また、問題によっては、指定時間の倍以上もかかる事も珍しくなく、何とか苦労して書き上げた答案に、「はじめは、皆さんこうですよ」とのコメントも頂いたが、自分は本当にこの試験に合格できるのか、だんだん不安になってきた。

 

ただ、支援会では、質問はいつでも歓迎してくれたので、メールや葉書を使って、分らない事は積極的に質問するようにした。添削課題の答案用紙にも、よく質問や問題の感想を書いて提出したが、それに対する回答やコメントは、採点と同時に返送されてきた。

今回の33回実技試験Tでは、偶然にも寒冷低気圧が出題されたが、自分は寒冷低気圧における気圧と層厚の関係が今ひとつよく理解できなく、同じような質問を何回となくしたと思う。

 回答は、メールで送られてきたが、その添付ファイルの参考図は、理解を深めるのに非常に役立った。

 

衛星画像解析と作図(特に等値線と温暖前線)問題も最初は苦手だった。

衛星画像解析では、相対的な濃淡(明暗)の区別がなかなか出来なかったし、前線作図問題では、温暖前線や閉塞前線・閉塞点の決定は難しかった。

しかし、過去問では、画像解析や作図の問題は、意外と配点が高く、この部分で7割以上の得点がなければ、合格は難しいのではないかと思う。

支援会では、これらの苦手分野克服対策用とし、各分野単位の小冊子の問題と解答・解説例題が多く用意されているようで、希望すればその分野を送ってくれる。

やはり、実技対策の最大のポイントは、とにかく事例を数多くこなし、いろいろな問題に慣れることが何よりも重要だと思う。実技試験といえども、何年かの周期で必ず、過去問と似たような問題が出題される訳だから。

 

実技試験は、試験問題内の75分間以内に、全ての問題を要領よく解答しないと、あっという間に時間がすぎてしまう。記述式や作図問題は、必要な資料を選別、比較し、あるいは計算して、指定字数内に要領よく、誤字など無いよう、記載しなければならない。

よく、試験解答のテクニックで、順番にとらわれず、簡単な問題から始めるというやり方があるが、確かにそれも上手いやり方の一つには違いないが、この試験の場合、簡単な問題は、ほぼ最初の穴埋め問題だけである。問題自体がその次の問題へとリンクしている事が多いので、やはり順番に解答していく方が良いと思う。

 

さらに、実技試験では2事例問題を僅かの休憩時間を挟んでほぼ連続して解かなければならない。自分はいつも実技Uの後半あたりから、思考力のスタミナ切れを起こし、最後まで解答できないでいた。そのため32回の試験後、普段から、制限時間より短めの時間内で、問題を連続して解けるように繰り返し練習した。

また、第1回から第32回までの過去の本試験実技試験を全て解き、直近5年間分や支援会の問題はそれぞれ平均45回位繰り返した。

さらに、問題を解くだけではなく、日本海低気圧・梅雨前線・北東気流・台風…など重要な項目別に、自分なりのオリジナルノートを作り、ポイントをまとめた。ノートつくりは学科試験対策も極めて有効だったと思う。

 

また、本試験直前に行われる、T大学の模擬試験に参加できたのも良かった。もちろん、お世話になった支援会にも本試験直前講座はあるようだが、自分が住んでいる場所は、距離的に遠く、断念せざるを得なかった。

一日だけの模擬試験とはいえ、講師の先生方と直接対面した講義は、やはり独学とは違う。周りも同じ受験生がいる雰囲気は、なかなか刺激的だった。T大の模擬試験は本試験とほぼ同様なパターンで行われ、それぞれの学科・実技試験終了後、直ちにその場で採点され、講師の先生による、解答・解説がその場で行われる。

講師の先生による、解答・解説がその場で行われる。

学科、実技試験ともに、本試験よりも難しい問題もあり、ここで合格基準点以上が取れていれば、より大きな自信になるかと思う。

当時の自分は、実技試験2科目平均で、ぎりぎりの71%であった。また、点数以上に有意義であったのは、模擬試験とはいえ、プロの目から見た、記述試験の採点基準がわかることである。実技試験問題の自己採点は大変難しいので、ここはやはり、プロの目から見た、記述試験の採点基準がわかることである。実技試験問題の自己採点は大変難しいので、ここはやはり、プロのベテラン講師の採点を参考にするのが良いと思う。

分らない事は、その場で直接質問もできるし、実力判定と場慣れには、この模擬試験は非常に効果的であると思う。

 

さらに、支援会のテキストはもちろん、入門書といわれる、「百万人の天気教室」と「お天気の科学」を精読した。

実技試験では、学科試験で出題されるような「重箱の隅的」な問題でないが上記に書かれている基本的な内容は、完全に理解し、記述に対応できるようにならなければいけない。

33回の実技本試験は、72%以上が合格基準であったように、ここ数年と比較してかなり高かった。自分も今回は今までになく、比較的出来たように感じたが、また、単純な計算問題をミスしてしまい、こんな事では、今回も合格はおぼつかないだろうと思っていた

しかし、今回の試験は、一週間経っても、何故か自分の解答が良く思い出され、再現答案を作るのも比較的容易だったので、初めて支援会へ実技採点をお願いした

結果、79,5%±3%という採点であった。一応合格圏内ではあるが、「落ち癖」が付いているせいか、全くもって自信はなかった。

35日の合格発表は気象業務センターのホームページで自分の受験番号を見つけたときは、信じられない気持ちだった。

帰宅し、はがきで合格を確認できた。嬉しいのはもちろんだが、それより、8年にも及ぶ、長い受験生活から抜け出せたことに、正直ほっとした。また、かろうじて娘にも父親の面目を保つことが出来たかなと思うと、なおさらだった。

 

既に、合格発表から一ヶ月以上も経過しており、その間に気象予報士登録も完了し日本気象予報士会にも入会した。不幸中の幸いというか、8年も勉強していると癖になってしまい、毎日、気象関係の本を読まないと、どうも調子が悪いようだ。

今後は、さらに気象に対する研鑚を深め、念願のボランティア活動などを通じ、子供たちと一緒に気象や地球科学の面白さを勉強していければよいと考えています。

 

最後に、支援会の荒山様には大変お世話になり、本当にありがとうございました。期待に沿えず、実技試験採点1回目で合格という事は出来ませんでしたが、もし支援会に出会わなかったら、永久に合格はなかったものと思っております。

まずは、お礼と今後とも、益々のご発展をお祈りしております。

 

 

 

 

 

T. MATUDA様     合格証書番号7817

 

実家が昔農業をやっておりまして、子供の頃から

父親の気象についての無知ぶりに泣かされておりました。

足踏み水車で田んぼに水を張った直後にきた大雨、

雨戸を打ち付けたら台風はそれて風吹かず等々。

不思議だった気象現象のメカニズムを理解し自分なりの予報をしてみたい。

子供の頃からの夢に定年退職後直ぐにチャレンジ開始、3年、6回目の受験で合格することがきました。

東京在住という地の利を活かして通学講習主体で取り組み

基礎は某支援センター、訓練/慣れは某大学に通い

最後には本受験支援会の通信・実技完全Aコースで

荒山先生の綿密かつ厳しい受験指導を頂けた事が合格の決め手となりました。

荒山先生著:学科テキスト:らくらく突破、かんたん合格:一般/専門を中ごろに購入、解りにくい事が解りやすく解説されており学科はこの二冊マスターすれば十分と思いました。

又これが本試験支援会通信・実技完全Aコース受講のきっかけとなりました。

朝晩に2回は気象庁、HBCのホームページを見て、外の天気との対応を考える事を習慣にする。

これがすべての基本と思います。適切なご指導本当にありがとうございました。

 

 

 

F.S

合格証明書番号 7819

 

元々、気象に興味はあったが、当時、船乗りであった私は、波浪の予報が、「今ひとつ実態とあわないな」という印象。そして、とある本屋で見た実技試験の問題が「意外と簡単だな」と思ったから。その時見た問題は、実技試験で最初に出てくる基本的な虫食い問題。このたかが2~3分の些細な勘違いが、気象予報士試験との格闘の始まりとなる。

まず、第29回試験を受験。結果、学科○、実技×。

試験後、実技試験の壁を感じ、試験会場の帰りに受け取ったチラシ(ティッシュだったかも。記憶がさだかでない)を参考に当会のサイトを覗くと、気象予報士試験が専門であり、演習の豊富さ、レスポンスの早さ、アフターサービスの充実さ、では(もちろんコストパフォーマンスも)他社よりも充実していると感じ、当会の通信講座へ入会を決めた。

通信講座の教材も直ちに届き、当然第30回の合格を目指したが、転居、新職場での悪戦苦闘等々により、テキスト一読程度、演習問題も半分程度で第30回の試験に挑み、もちろん結果は×。しかも試験中に大きな後悔。エマグラムを利用してのSSI算出が出題。テキストには「いつ出題されてもおかしくない」とあったのに、「いつ出るかわからないならパス」としていたのである。試験中に当会の凄さを感じ試験終了。

31回試験は、テキスト、演習問題、作図等々をしっかり勉強し試験に挑む。手ごたえも悪くなかったが(というか良かったが)結果は×。勉強疲れと科目免除期限切れの落胆、またもやの転居もあり、第32回試験は申請もせずパス。

33回試験は、意外と学科に手間取り実技試験の勉強はほとんど出来ず試験に挑むモチベーションが上がらないままの受験は結果に如実に現れ、学科は専門○、一般×。しかも自己採点8/15という惨敗

34回の試験は二兎追うことなく学科一般にほぼ集中。基本に立ち返り「一般気象学」を熟読。テキストには当会が市販しているもの新たに購入。他者よりも非常にわかりやすく使い勝手がよく、もっと早く買っておけばよかったと思いながら、実技のテキストもあわせて勉強。結局、学科一般の対策が中心で、実技試験対策は、手を動かす勉強は数時間で第34回試験に挑む。学科一般の自己採点は14/15.実技試験は事実上テキストのみの読書勉強だったので、背水の陣となる第35回に向けて勉強を開始していたが、第34回はまさかの合格。第31回試験で徹底して回答の表現方法、作図等を体で覚えていたからなのか狐につままれた心境。ただ最後まで諦めずに試験問題に向き合い、その中で日本海のシアライン問題は、まさに当会の演習問題かと疑うかのような問題だったので、迷わず作図。また、テキストに「気象庁は防災に力をいれる」とあったのでここもしっかり勉強したため出題にも慌てず対応。この点がよかったのでしょう(勝因は想像というか妄想でしかない)。印象に残ったのは「止み間」が分らず。試験中、テキストの天気記号のところに「完璧を望むなら全て暗記しましょう」を思います。結果1点には泣かなかったが、確実に暗記することが必要なことを試験中に痛感。

当会目標の受講後1回目での合格とはならず、合格までのプロセスも通常とは異なり、また大幅に期間を上回りましたが、結果として合格できたのは、学科(市販本のみですが)、実技とも基本的なことから難易度の高い問題まで対応していただいた、荒山先生他気象予報士試験受験支援会の皆様の教授のおかげであると思っております。ありがとうございました。

 

 

 

T.F

合格番号 7838

 

私は、34回試験で無事合格した61歳の元船乗りです。数年前、船を降りるまで、船長として毎日のように天気図を見てはいましたが、上層を始め全体がどうなっているのかはさっぱり分らず勉強しなければと思いつつ、気持ちと時間の余裕が無いまま過ごしてきました。舟を降り、多少余裕が出来たことから、長年思っていた気象の勉強を始めようと某大手の通信教育を始めました。1回目学科一般、二回目学科専門と合格しましたが、実技の過去問題を見る限り、この通信教育では、合格出来ないのではと感じてきました。

受講中の通信教育や他社の過去問の解説では図表の説明のあと、「これらをまとめると解答のとおりとなる」との表現が多く、理解を深め、適確な解答を作成する方法の勉強にはならないのではと思われました。

 二回目の試験会場からの帰り、貴会のパンフレットを見「題意という観点からの解答表現」を重視した教育であるとの点に興味を持ち、更に詳しい案内をもらって読み、これならば、と思い申し込みました。

 届いた教材を一読してみると、期待したとおり、成因、構造等の解説に加え、解答の表現方法まで詳しく指導されており、満足するものでした

勉強が進むにつれ起きてくる疑問にも分りやすく回答いただきました。

 残念ながら34回目とも、問題の取り違え、表現の悪さから不合格で、改めて題意の把握と解答の表現方法に重点をおき、勉強し直し、5回目もダメだったら諦めようかと思っていましたが、何とか合格することが出来ました。

 61歳の頃では、勉強も「覚えられず、思い出せず、閃かず」で苦労はしましたが、私の年金で、受講を始めてから3回目での合格は十分な成果ではないかと思っております。

 貴会のご指導のおかげであり、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

T.O

合格証明書番号7821 

 

気象予報士試験への挑戦を始めたのは、私は50歳になるころでした。

やっと合格できた今は55歳です。

理系科目が好きでしたので、勉強は苦になりませんでしたが、当初は「こんなはずではなかった」自分自身に大きな失望感がありました。年齢のせいにしてはならないのですが、とにかく繰り返し勉強してもなかなか頭に留まってくれないのです。何度受けても、学科は通るが実技試験は不合格。

そのような中で、知人が支援会を勧めてくれました。

支援会には二度お世話になり、どうしても越えることが出来なかった大きな壁を越えることが出来たと思います。

解説書は内容が密で、非常にありがたいです。

添削いただいた解答用紙の赤い文字にも励まされました。

メールでもお世話になりました。

多くの場面で、親身になってご指導くださっていることを実感いたしました。

平凡にも満たない主婦が時間はかかりましたが何とか合格に到達できたのは、同じ志を持つ勉強仲間とお世話になった先生方と、

何よりも最後に背中を押してくださった支援会のご指導です。

心から、ありがとうございました。

 

 

 

 

Y.H

合格証書番号:7922

 

気象が好きで、気象予報を仕事にすることが夢でした。

その夢に少しでも近づくように資格を取りたいと思いました。

 

1つ前の試験では、学科免除で実技のみを受けて不合格でしたので、次で絶対受かりたい!!と思っていました。

一通り実技の勉強をしていたので、問題を解いて慣れていくこと、さらに添削してもらうことにより、書き方の悪いところを直すことが必要だと思い、合格実績もあり、解説や添削が丁寧な印象を受けたので、支援会のAコースを受けることに決めました。

 

勉強を始めて2ヶ月は教材で勉強しました。教材はとても内容が濃く、今まで曖昧な理解だったところを再確認することができました。

その後、添削問題を解き始めました。たくさん間違えましたが、問題の解説が充実しているので、間違った問題もしっかり納得することができました。

勉強方法は、問題を解く→解説を見て復習する→解答用紙を送る

→添削されて返ってくるときには、新たな解説書が送られてくるので、もう一度復習をしながらノートにまとめることを繰り返しました。

毎日復習をすることは大変ですが、復習に時間を費やした分、力もついていくのを感じることができ、嬉しくなりました。

 

荒山先生は優しくて、厳しくもあり、熱意を感じることができました。勉強の仕方などの相談にも応じてくれます。勉強の進み具合が悪いときには励ましの言葉もいただき、その言葉にとても元気づけられました。

試験に合格したときは信じられませんでした。今までにないくらい嬉しかったです。先生のご指導に感謝しています。

 

 

 

 

光岡 昇平様

 自分は、今回4回目の挑戦でした。やっとの思いで合格することができました。実技完全Aコースを受講しましたが、このコースを受講して一生懸命半年の間、基礎から徹底的にやり直しました。

自分は受講前まで、本試験の過去問をひたすら何回も解いて試験の傾向を掴んでいこうとしていましたが、どうも自己採点だけでは独りよがりの解答で終わってしまい、満足いく勉強ができていませんでした。

 

そんな中である方のご紹介でこちらの通信講座を知り、採点のコメントがとても丁寧ということを聞いたので、迷わずAコースを受講することを決めました。

このコースの魅力は、実技試験で必要な基礎事項を余すことなく網羅できることと、受講者それぞれに必要なアドバイスを事細かに丁寧にして頂けることだと思います。

 

基礎事項を徹底的に確認したことで、今回の実技2試験のシアライン解析を見破ることができましたし、アドバイスをしっかり確認することで自分のクセや弱点を知ることができました。

 

終わってみて改めて思いますが、この試験は本当に慣れが必要な試験です。ただ気象学を専攻しただけでは実技試験で求められる本質をとらえることはできないでしょう。基礎を問われますが、問題にクセのある資格試験だと思います。一度慣れてしまうと、学科試験よりも実技試験の方が簡単に思えるようになりました。これも、気象予報士試験受験支援会の問題集のおかげです。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

K.A

合格証明書番号 7782

 

なんとか独学で一般知識は合格していましたが、そこから先は、自信が持てませんでした。市販の参考書は概ね暗記していましたが、試験問題になるとまるで太刀打ちできないのです。

独学の参考書による反復学習に限界を感じ始めていました。

文系の自分でも理解できる参考書は限られており、藁にもすがる思いで、まずは、気象予報士試験受験支援会の専門知識のテキストを購入しました。

結果からいえば、もっと早く購入していれば時間を無駄にしなくて済んだと思います。特にオリジナル問題150問のクオリティの高さと解説のボリュームは、学習を進めるにつれ、そのまま自信へとつながりました。

専門知識合格後、実技試験対策は、独学では何をどうすればよいのかわかりませんでしたので、実技Aコースを受講する事にしました。

受講前に市販の過去問や演習問題ももちろん試しましたが、系統的に整理できないのです。それぞれの回答は理解できても、問題の言い回しが変わると、もうダメです。

Aコースの添削は15事例にすぎませんが、その解説とミニ講座や希望票による特典をあわせてファイルすると、8pのチューブファイルがいっぱいになります。

解説も添削後には、個人解説が送付され、疑問点はこれらですべて解消できると思います。

また、実技試験用のテキストも充実していました。

私は当初、一般知識と専門知識がしっかりしていれば実技も通ると勘違いしていました。

実技は実技なりの知識が必要です。

画像解析、強風軸解析、前線解析などは独学では習得できかねる分野だと思います。その他にも、試験題意の読み取り、記述表現、問題パターンなどは、学習すればしただけ、今度こそ合格できるという大きな自信になったと思います。

気象予報士試験は簡単ではありませんが、社会人で時間のない私にも合格できました。時間をムダにしない選択をしてほしいと思います。

 

 

 

 

H.S

合格証明書番号 7778

 

 気象にはある程度関心があり多少は仕事にも影響することから、専門的な天気図を見て自分なりに気象を把握できるようになりたいという気持ちは以前からありました。その象徴的な資格が気象予報士でしたが、私など手の届かない難しい資格だと思っていました。それが、少しずつ挑戦してみたいという気持ちが強くなってきて、自分の中で受験を決意したのが2年前でした。勉強して身いついた知識はムダにならないと自分に言い聞かせました。

 

@1回目の試験(32)

 ゼロからのスタートなので、まず学科合格を目標にしました。過去問題を解いて覚えるのが合格への近道と思い、まず学科(一般と専門)31回分全ての問題を一通り解きました。わからない箇所はその都度意味を調べてノートに記録して携帯し、隙間時間にながめて覚えるようにしました。直近の5年分(10回分)については再度問題を解き、理解度を確認しました。実技はその合間を見て取り組む程度だったので、本番では記述内容も時間も不足しました。結果、学科合格という目標は達成できましたが実技は合格ラインには到底およんでいなかったと思います。ここまでで、約10ヶ月かかりました。

 

A2回目の試験(33)

学科免除の恩恵で、実技試験の勉強に集中できました。やはり、過去問題を中心に取り組みましたが、記述式解答文の独特の言い回しについていけませんでした。実技試験に関しては市販の参考書に詳しいものがなく、色々な疑問が解決できずに問題の本質がわからないまま解答文をただ暗記する状態になっていたと思います。本番では試験終了と同時に不合格を確信し、学科と違う難しさと独学での限界を改めて感じました。そこで、色々な講座を探した結果、きめ細かく丁寧な指導をしてもらえそうな貴会が目にとまりました。他社には十万円以上の通信講座もありましたので、料金的にも魅力を感じました。合格発表当日、やはり自分の番号はなく実技完全Aコースを申し込むことに決めました。

 

B3回目の試験(34)

学科免除最後の試験なので、是非合格を勝ち取りたいという気持ちでした。もう、学科から受けなおす気はありませんでした。このため、送られてきたテキストに書いてあるスケジュールに沿って週2問ペースで提出するように努力しました。テキストには、必要なキーワードは何か、得点できない記述とは何かなども解説してあり、独学では得られない情報が大変参考になりました。また、テキストや問題文中の初歩的な疑問に対する丁寧な返答や余白一杯の略図でのおかげで、次第に答案作成のポイントがわかってきたように思います。

 こうして迎えた本番ですが、実技1は比較的手応えがあったものの実技2は自信がなく半分あきらめていましたので、合格発表で自分の番号を確認した時は信じられない気持ちでした。恐らくボーダーラインぎりぎりだったのでしょうが、合否の差は貴会のご指導の賜と最後まで諦めなかった自分にあったのだと思っています。

 最後に、気象予報士試験受験支援会の皆様に改めてお礼を申し上げて体験文を終わりたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

H.K

合格証書番号 7972

 

 第34回の気象予報士試験に合格しました。

私は、中学校理科教師です。以前より気象予報士に興味を持っていて、挑戦しようかと思いましたが、なかなかハードルが高くて手が出ずにいました。自分が3年生を担任し、受験に向けて生徒に指導をしている際に、自分も気象予報士の受験に向けて頑張るという姿を見せることで、生徒の励みにすることはできないかと思い、挑戦することに決めました。(実際は生徒には何に向けて勉強しているかということは言わなかったのですが。)

 普段の日は仕事が終わり帰宅するのが夜遅い時間になり、勉強時間はせいぜい寝る前1時間程度。それも本を読む程度のことしかできませんでした。それでも1回目の受験で一般知識を合格することができました。

 2回目の受験日前後が第1子の出産予定日だったので家事等の負担も増えてきて、それまで以上に勉強する時間がとれずにいました。(実際、2回目の受験日の早朝に誕生となり、すでに受験地へ行っていた私は出産に立ち会えませんでした。) 2回目の受験では、専門知識の合格をすることができましたが、実技はだめでした。

 3回目の受験では、学科免除だったので、実技過去問を中心に勉強しましたが、あえなく不合格。そこで、このままではいけないということで、貴会の講座に申し込んだわけです。ところが、次の受験までの期間、家庭、仕事の事情で学習できず、やむをえず受験を1回休むことにしました。

 そして、今回の受験になります。今回は学科の免除がなくなり学習の負担は大きかったものの、貴会のテキストがとても役に立ちました。特に、一番高いハードルであった実技の勉強は、これまで系統的にまとめた書籍が少なく過去問をやっていても今一つ力がついている感じがなかったのですが貴会のテキストは、おさえなければならないポイント(もちろんこれも多いわけですが)がまとめてあり、量は多いものの、読みすすめるうち理解が深まっていることが実感できました。この実感できるという点は、自信にもつながるし、受験の際にも気持ちの余裕をもつことにつながると思います。今回の受験まで時間的に添削問題を全て行うことは出来ませんでしたが、11時間程度の学習でも、継続していくことで、確実に力がついていったものと思います。

 今回の受験の2週間前に、義父が死去、その数ヶ月前から入院、看護にかなり時間を割かなければならない状況になりました。受験に向けての準備は不十分ではありましたが、今回もしだめでも、貴会の講座を続けていれば、いつかは良い結果につながるという確信のようなものがあったし、心のよりどころのような存在でした。

 今回は、実技のできに自信がなかったため、「学科の合格ができればよし」のつもりでいたのですが、結果は合格。信じられない吉報でした。

 大手の通信講座を利用し勉強時間を1日何時間もとるという、体験をよく見ます。もちろん個人差や運もあるのでしょうが、貴会の講座のテキストや通信添削を利用し、自分のペースで学習を続ければ、きっと学習時間をとれない人でもよい結果を得ることはできると思います。もし、気象予報士はハードルが高いと二の足をふんだり、勉強に行き詰ったりする人がいたら、ぜひ、支援会の講座を利用してはどうでしょうか。決して回り道にはならないと思います。

 

 

 

匿名希望

合格証書番号 7833

 

 第25回気象予報士試験から、通産7回の受験でようやく合格しました。

途中海外赴任などがあって受験できない時期もありましたが、あきらめずに頑張ってきた甲斐がありました。

最初の頃は実技試験に歯が立ちませんでした。過去問を繰り返し勉強し、試験に臨みましたが、問題の題意を読み取る等の実力不足と時間が足りないのでパニックを起こしてばかりいました。参考書等に書いてある体験記を読みますと、皆さん3~4回位の受験で合格を達成しているのに、自分は駄目なのかと焦りを感じる日が続いていました。そんな時、試験会場で頂いた貴会のパンフレットを思い出し、藁をもつかむ思いで受講を申し込みました。

受講した実技完全Aコースは過去問を勉強するのと違い新たなカテゴリーを勉強するようでした。それだけ実技に関する実力が無かったのだと思います。残念ながら試験会場でのパニックは続き、受講後、3回目にして合格を達成しました。その間、頂いた教材で、じっくり勉強に取り組んだことが知識の定着につながったものと思います。

合格まで長い期間がかかり、年齢m50代から60代へ突入しました。しかし、気象予報の技術というレベルから見ますと、やっと入り口に辿り着いたところだと思います。これから更に勉強し、自分の予報技術を楽しみながら向上させていきたいと思います。これからも宜しくお願いいたします。