気象予報士試験受験支援会

このときの受講生は7人でした

他にも2名が合格のご連絡頂きましたが、体験談は強制ではないので頂いておりません。

 

48回試験 合格体験談

             体験記

神奈川県在住 男

合格番号:10170

名前:布施谷航 様

◎受験暦

46回試験  一般○  専門×  実技−

47回試験  一般免除 専門○  実技×

48回試験  一般免除 専門免除 実技○

 

@  受験のきっかけ

新聞記者になっておよそ20年。福井県に勤務していた時、滋賀県、京都府、福井県に全国初の特別警報が発表されました。「命を守るために、できることを」。テレビでアナウンサーが繰り返しましたが、福井では死者も出ました。

 記者になってからの日々を振り返ると、毎年のように台風や豪雨、大雪などの気象災害で、命を落とす方がいました。東日本大震災、御岳の噴火など、大ニュースは注目されます。しかし、日々の気象災害に対してできることはないのか−。そんなことを考え、気象予報士の資格取得を目指しました。

 

A  勉強法

●一般知識:「らくらく」シリーズが大きな支えになりました。小倉義光先生の「一般気象学」は、なんと言っても欠かせない。しかし、高校から文科系コースに進み、数学や物理などの基礎はほとんどできていませんでした。そこで「らくらく」と読み比べながら学びました。それからは、過去問をひたすら繰り返し、繰り返し…。

 

●専門知識:一般知識と同様です。「らくらく」を中心に、過去問をひたすら繰り返し、繰り返し…。ただ、一般知識よりも、気象の現場に近いと感じたため、楽しく学べました。

 

●実技:最初は、HPの「気象予報士受験者応援団」を参考にしました。初心者には分かりやすかったと思います。過去問を繰り返し解き、必要な知識や着目すべき点はある程度理解できました。しかし、1回目、2回目の受験を通じて、「インプット」ではなく、「アウトプット」に難があることが分かりました。独特の言葉使い、問題の文章にちりばめられたヒントなどの理解が不足し、「出題者との対話」ができていないように感じたからです。それが、支援会の門をたたくきっかけでした。

 

B支援会の活用

 時間を計って、問題を解き、模範解答と照らし合わせて復習。疑問点、納得した点、分からない点など、感想を余白に書いて、添削していただきました。返信していただいた解答用紙には、ちょっとした感想に対しても丁寧に返事をいただき、個別指導を受けているような感覚でした。一通り終わった後は、過去問同様、何度も繰り返し、知識と答え方の定着を図りました。

 

B  終わりに…

粘り強く指導いただいた荒山先生、ありがとうございました。今後は、試験のための勉強から、実践的な勉強に移ります。今後もお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

格体験談

HH (静岡県 男 合格証明書番号10193)

私は、第48回試験で合格することができました。ちなみに、私は、文系で物理は15年ほど前に高校で学んだ程度です。

もともと気象に興味があり、かつて某社の講座を申込みました。しかし、諸事情により1か月くらいで受験勉強をやめてしまいました。

それから数年が経ち再び受験勉強を始めました。この時点で第47回試験まで4か月を切っていました。かつての講座の教材を使用せず、気象予報士試験受験支援会発刊の書籍(かんたん合格テキスト学科一般知識編、学科専門知識編)と過去問集を購入して繰り返し勉強しました。実技の勉強までは手が回りませんでしたので第47回試験では学科のみ受験しました。自己採点の結果、学科2科目とも合格ラインに達していそうでしたので、試験終了から合格発表までの間は書籍(かんたん合格テキスト実技編)で実技の基礎を学びました。その後、学科の合格を確認して気象予報士試験受験支援会のAコースを申込み、実技の学習を本格的に始めました。

Aコースのテキスト類については、最初に何度か読み、後は時間をおいて不定期的若しく随時読み直しました。Aコースの事例問題や作図、切手ミニ講座などは時間を空けて最低でも3回繰り返しました。また、新作事例も申込み、これも2、3回解きました。過去問については時間配分やレベル、形式に慣れるなどの目的で過去6回分くらいを解きました。ただ、特に解説書を購入したり何度も繰り返したりすることまではしませんでした。また、実技の学習中に暗記項目や重要事項や言い回しなどをまとめた簡単なノートを作り、試験当日の休み時間にその内容を確認しました。

その結果、第48回試験で合格することができました。

個人的な感想としては、支援会発行の書籍とAコース(余裕があれば+直前の新作事例など)、過去問で合格レベルに到達することができると思います。信頼できるテキストや良質な問題を何度も繰り返すことが大事だと思います。