アーチェリーとはこんなスポーツです
起源
人類がヒトとなりえた要因の中で、最も大きかったのは火の使用と弓矢の発明であったといわれます。1〜2万年前に弓矢が使用された証拠がスペインの洞窟に描かれています。
弓の種類には色々ありますが、日本の弓のような蒙古型・アフリカ原住民などに見られるピンチ型・地中海型と大別されます。
アーチェリーと今呼んでいるのは地中海型に属し、親指以外の指を使って弦を引き、矢を弓の左側(右利き射)に番える方式です。映画「ロビンフッド」でケビン・コスナーが引いているのが我々のアーチェリーの原型です。
ウィリアム・テルの林檎の的の弓は弩(いしゆみ)=クロスボウ=と呼ばれます。引き金を落として撃つのでどちらかといえば銃砲に近いといえます。ボウガン等と一般に称されるのはこの種類です。米国では国内選手権にクロスボー部門がありスポーツとして確立していますが、日本ではポピュラーなスポーツではありません。
アーチェリーとは
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発達
狩猟でヒトが生き延び、武器として発達しました。ウィリアム・テル、日本の
鎮西八郎(源)為朝、扇の的の那須与一が古くは有名ですが、16世紀の鉄砲の発明により武器としての主役の座を徐々に奪われ衰退しました。その後英国で宮廷スポーツとして発達し、19世紀に米国に渡り広められ現在のような国際的広がりを持つアーチェリー競技になりました。1904年・1920年にオリンピック種目に採用されましたが、その後中断し1972年ミュンヘン大会で正式種目に復活し現在に至っています。過去日本はオリンピックで銀('76’・’04・’12)・銅('84・’12)と5つのメダルを獲得、世界選手権でも金・銀・銅と5つのメダルを獲得しています。
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スポーツとしての特性
人類の起源に遡って発達してきた弓は誰にでも取り組めるスポーツです。弓矢を扱うのは遺伝子にすり込まれているのかもしれません。ですから小学生から相当な高齢者までがスポーツとして、あるいはレクリエーションとしてひろく楽しんでいるのかもしれません。矢が飛ぶという点で安全に配慮すれば、一人で好きな時に自分のペースでやれるスポーツです。強固な肉体や体力が必ずしも上達の要件ではないため、起立・歩行の困難な障害を持つ人も楽しめ、車椅子でオリンピックに参加した選手もいます。大学始めて1年数ヶ月でオリンピックに出場した例もある位で、正しい練習や絶え間ない努力で一流選手になるチャンスもあるし、70歳を過ぎても全日本に出場したり、8ヶ月の身重で競技に出場したりという色々な楽しみ方が可能なわけです。
競技分野
平らな競技場で一定の距離を射るターゲット競技(写真:左)、野山の自然を利用して設置された標的をゴルフコースのように回って競うフィールドアーチェリー(写真:中左)に大別されます。洋弓部の部員の活動の大半はターゲット競技ですがフィールド競技にも参加する部員も多くいます。
弓のスタイルも洋弓部の全員がとっている「リカーブ」、他に滑車を使用し機械的なリリース(弦を離す)装置を使う「コンパウンド」(写真:中右)、照準器や弓の安定器などの装備を付けない「ベアボウ」(写真:右)の3タイプがあります。