2011年1月29日(土)
 
 
 
  
2011年1月29日(土)
   
平成23年1月29日(土) 高槻現代劇場2〜3階にて『新春の集い』が開催されました。
  
第一部   セ ミ ナ ー

演題: 「中国・アジアの経済発展と日本」〜日本経済の進む道〜

講師: 伊藤 正一 氏

      関西学院大学国際学部教授、国際学部部長
      経済学博士、中国・アジア経済を専門とする

講演内容    
中国、東アジアの経済・労働問題を中心に研究を進めてこられた独自の研究成果に基づく大変興味深い講演をいただきました。
日本経済の課題からはじまり、急速に発展をとげる中国経済の発展理由、そして、矛盾を抱える中国社会の問題などをわかりやすく解説。
なかでも、実像をつかみにくい中国経済に対して、詳細なデータ分析と、現地での豊富な 調査、研究体験による解説は、恐怖とチャンスを包含する隣国の巨人・中国に対する日本の 取るべき方向性を示唆する大変貴重なお話となりました。
 

参加者110名 今回も開演11時、15分前にはほぼ満員となり、定刻の5分前には独特の静寂と緊張感がはしり、時計の秒針を見ながらの開演となりました。

今回の講演テーマは『中国・アジアの経済発展と日本』。このセミナーに参加された皆さんの頭には昨年秋の尖閣問題に端を発した一連の中国問題を機に、知っていたつもりが知らなかったことの多い中国について、経済問題からでも理解のキッカケになれば、との期待感の表れかと感じました。

今回は高槻市商工会にも呼びかけましたので数名の方が参加されました。また一般同窓会員ではいつもより現役世代の参加が多く、今後の企画の参考になる結果でした。

 《アンケート:抜粋》
  • 豊富な内容を非常に分かりやすく説明いただき大変参考になりました。
  • 中国の現状が理解でき、また日中関係の今後に対する見方がある程度理解できた。
  • よく分からない中国について頭の中を整理することができた。
  • 中国の現状問題点などをテーマごとに詳しく、分かりやすくお話いただけたと思う。
  • 中国発展の要素が具体的数値から判った。
  • 経済の見方、視点を整理されて理解しやすかったと思う。
  • アジア・中国について知る良い機会を得られた。
  • 中国の指導体制の良い面も理解できた。詳しいデータも説得力があった。
  • 日本人の著名な経済学者から見た中国経済にたいするお考えを知り、大変いい勉強になりました。
  • 今回のような大きなテーマを扱う場合に、数回にわけてシリーズとしてとりあげてもらえばさらに興味が湧きます。
 以上

                           文   藤井 昭冶
                           写真  阪口 茂一
  
第二部   懇 親 会

午後12:40 開始〜15時20分 お開き
80名が出席、盛会となる。

 
    アトラクション  関学大落語研究会 こゆき(文学部2年生)さんの高座
 
支部長 前内 宏文氏 の挨拶
                         
熱演 演題は「堪忍袋」
第二部の懇親会にはアトラクションに関学大の落語研究会(甲山落語研究会)の若手女性を迎えての落語でした。

話は、戦前の日本人には切っても切れない日本人の心の故郷とも云うべき食生活の「うめぼしと弁当」を題材にした演題「堪忍袋」で、中身は夫婦ゲンカです。ケンカの中にもほのぼのとした雰囲気を醸し出すノスタルジックな話を小さな体と大きなアクションで表現し、若さあふれる高い声にほのぼのぼのとした、心なごむ話しに皆さん満足のようでした。

今回はこの会に初めて参加された方が5名あり、この人達は「良かった、楽しかった」というコメントをもらい担当した我々は大いに気をよくした次第です。
初参加の人達 ひとことづつご挨拶をいただきました。
落研の2人と今回の世話方です。ありがとうございました。  
  校歌 空の翼 斉唱
 
   風に思う空の翼、
   輝く自由、
   Mastery for Service〜

文   
写真  
構成  
 森本 登
 阪口 茂一
 石川 宏

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